ビラノバは、当然グアルディオラ監督時代のコーチだった訳だから、戦術も大きくは変わっていない。これで成功してきたし、選手も大きく変わっていないし、変わっているとしても、同じ戦術をこなせる選手しか呼んでない。
でも、やっぱり違う。それは、グアルディオラ時代の功から守への切り替え時(=ネガティブトランジション)時の怒濤のプレスだ。
ビラノバも当然選手に要求していると思うが、同じようにいかない。
それは選手と監督の関係において、よりグアルディオラの方が要求が厳しく、厳格で、しかもバルサのカリスマとしての人間力の差にあるのではないか?
もちろん戦術は熟成して、メッシも絶好調で、得点はよく取るが、何かグアルディオラ時代の、機械のような、忠実な、試合の厳しさみたいなものが弱くなった気がする。
それ故に、失点も多くなっているという気がする。