その26の内容でそのまま計算すると実は…
少し小さな値になります。

当たり前なのですが、外周に行くほど円周は長くなる。
素直に面積を重量に換算するとその分の差が出て
実際の質点位置より内側に入ってしまいます。$趣味を取ったらなんにもない

上の図でbとcを比べてみてください
明らかにCの方が長いです。

本当に正確に質点を出そうと思うと断面を細かく内周から外周に分けてその分けた面積をその各円周の長さに合わせて重量を求めてとなるともう人の計算では途方もなくなります。
もうここからの計算はコンピュータにお願いした方が良さそうです。

実どのくらいずれるかということで前回の計算方法とCADで計算した質点の位置を
形状が分かりやすい某有名ヨーヨーで概算してみました。

すると中心から外周に向かって約19.5ミリに質点があると計算でました。
半径に対して65%ぐらいでしょうか。
これをCADだと約20.2ミリ
約70%ぐらいの位置になります。
個人的に断面だけの考慮でこの誤差なら立派なものとは思いますが
競技ヨーヨーでこの差は大きいですね。
それでも断面を考えることはそのヨーヨーの特性をイメージするのに大きな影響を及ぼすと言えそうです。
さって、たまったネタを吐き出してそろそろどうしようかという所のヨーヨー力学です。

今回はヨーヨーにおける通称重心→質点についてもうちょっと突っ込んでみます。
実際の重心はいつも言いますがベアリングの中心部分になるので
設計上どこに重量配分を持ってきているのか
それがヨーヨー的重心と言えます。

とはいえ円筒形なので
重量配分を考えようとするとそのままだと重量配分も円形になって
結局釣り合うとこが中心だ程度の話になってしまいます。

そこでやっぱり



$趣味を取ったらなんにもない

こんな感じで断面図を考えます。

でさらに

これを分かりやすく分けちゃいましょう。


$趣味を取ったらなんにもない

この場合、3か所にできるだけ簡単に分けてみました。
そして3つの図形のそれぞれの重心をまず求めて
そこからその重心を合成する、つまり合わせていけば
この断面の重心が求められます。
上の図では赤の部分と青の部分の重心を合成した所まで書いてみました。
計算上では縦、横それぞれ分けて考えて、各部分の重量の逆数の比で位置が出ると言った感じです。
各形状(三角、四角)の重心は、みなさん勉強されたことがあるはずなので省略します。

そして、これを繰り返して出てきた重心位置がヨーヨーが回転した時の質点
つまり1番重量配分を持ってきている部分と言えます。

形状が複雑になっても分かりやすくなるように分割し合成していけばなんとなく、質点がみえてくるものなので興味がある方は頑張って計算してみてください。
フルメタルなら断面の面積がそのまま重量とみなしても良いので案外出来るかもしれません。
それでも計算出来ないって形状の時は…重心の計算方法が色々出てるのでそれで根気よく…ですね。
CADがあれば、図面でそっくりなのを作れば大体出てきちゃうのですがそんな方なかなかいませんのでw
ちなみにですが、あくまでこれは概算なので基本的には実際の質点位置より内側、軸側になってしまいます。ヨーヨーが円形ゆえの問題なのですが、それはまたの話。
概念的には今までの話で十分だと思います。

この考え方で前回の話、薄いリムが良く回るということを考えてみようかと思います。
単純な形に置き換えればきっと分かりやすくなりますからがんばってみましょうb


なんで番外編と言うと
折角なので、前回話題にした、ステルスオーガのレビューをしてみようかと思います。

$趣味を取ったらなんにもない
(画像はシュトルムパンツァー様よりお借りしました)

とりあえず、使った感想から。
訳わかんないくらい良く回る

まさしくこのリムのコンセプト通りです。薄いというより、きっちり最外周に多くリムを配置することによって慣性モーメントを出しています。(またこの事は細かく考察したいと思います。)

ハッキリいってこれに対抗しようと思ったら

・実用無視レベルの重量にする
・実用無視な横幅にする
・実用無視な直径にする
・某メーカーの特許無視して金リム作る

以上、全部使い物にならないというオチ
それだけ、バイメタルの特性を生かした形状だと思います。
慣性モーメント=スリープ力
と考えれば
サイズに合わせたほぼ最大限の性能じゃないかと感じました。
さらスリープ力にというとフラットリムにするかぐらいかと。
最近、他メーカーでもバイメタルがちらほらしていますが
他メーカーはミッドシップだったりインナーリムだったりと
操作性や重量バランスの味付けになっていますが
ステルスオーガはハッキリとスリープ力のためと考えられます。

さて操作感は…重量感はあるものの柔らかい感じ。
幅広機種や、スリープ力重視の大きめサイズの機種と同じような印象を感じました。
ちょっとフワつくまでいきませんが当たりの柔らかい感じですね。
この辺りはまだ推測ですが慣性モーメントを大きく変化させようとすると、その変化に対しての感触があるのではないかと思います。
ただ、その感触に騙されました。
いざ動かすとその軟かさからスイスイ動く。しっかりスピードでます。
そして、キャッチは痛いってことは無いですが硬い感触。
なんかモデルガン握った気分です。武骨と言うかなんというか。
設定そのまま武器です。使うときはホントお怪我の無いように。

もう一個、ちょっと気になったのがこれ
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ディスク側というか平たい方に小さな段差が。
デザインとしても、機能としてもこれぐらいあっても無くてもって感じでして
重量調整かな?と思ってましたが…

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もしかしてキャップつくの?このステップ、キャップ付けるためか??
と勝手に想像してます。

最初に貼ってあるロゴっぽいホログラムは試作光学迷彩で、完全版はキャップ搭載で完成なのか?なんてストーリーブック見ながら妄想してみたりw
なんて中二病な発想してんだろと思われますが、男なんてそんなもんですww

スト―リブックにガチで使えるヨーヨーがおまけで付いてくる…失礼しました。
そのくらいストーリーブックも面白いので気になる方は是非読んでみてくださいw
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さて縦横比もその3まできました。
前回の話では同じ重量にしようと思ったら
縦長の方が有利という話です。

ところが重量が重くていいとなると話が逆になります。
上の図を見てください。
なるべく外を分厚くしたいとなった時は
同じ直径であれば横幅の方が大きく幅を取れます。

そうなんです。条件が変わるとこんなに変わってしまいます。
もちろんですがかといってそこまで重量は増やせないです。となると

横に広く薄いリムを作れば良いという事になります。
この考えどこかで見ました。
そうですシュトルムパンツァーのステルスオーガの解説ですね。
この場合、重い材料を薄く広くして一般的な横幅でこの理論を実現させています。

話を戻して、
そうなると同じ重量でもデザイン次第では幅広ヨーヨーの方が慣性モーメントが大きくできる。
良く回ると言うことになります。

ところがそんなヨーヨーあまりないですね。

理由としては

・そんなに幅広すぎるヨーヨーが要求されていない(いくらなんでも限度があります)
・フルメタルで薄く広くだと強度面の問題がある
・ブレ安い

何よりブレ安いのが大問題です。
なのでワイド化するのにウイング形状が多いのだと思いますが
この考察はまた次の機会にします。

今日は久々にリワインド様にお邪魔しました。

ハイパーヨーヨーの認定会とのことで親子連れの方がたくさんお見えでした。

その中の親御さんの1人から
「丹菊接骨院の方ですよね?大人の練習ブログを書いてる」
と声をかけて下さりうれしいやら恥ずかしいやら
更新止まっちゃってるこんなブログをご覧いただきありがとうございます。
実際にプロトリューション等、いろんな技のお話をさせていただき
改めて勉強になる部分も見つかりました。
今後の更新の時に上手く改良できるか頑張ってみます。

その後も、練習会でよく一緒になるSさんとアルさん、キドさんとでプチ練習会な感じに。
色々な技を教わり楽しい時間となりました。

以上うれしい話。

以下悲しい話。

練習会なのですが現在、また新しい練習会場を探すことになりそうです。
今の会場が耐震基準が無いとのことで取り壊しになるそうです。
折角ステージ付きでオフストもよく弾む良い場所だっただけに残念です。
新しい会場も探しつつ、今の会場が使える限りは練習会を行っていくつもりですので
みなさんよろしくお願いします。
1月20日

一宮ヨーヨー練習会を開催します。

時間:13:00~17:00

場所:尾西生涯学習センター3階 講堂

参加費:一人(一家族)¥300をお願いします。
    





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住所:一宮市東五城字大平裏38番地
電話:0586-62-8333

今回は2月に行われる地区大会向けに
舞台付きの広い会場で行います。
$趣味を取ったらなんにもない
$趣味を取ったらなんにもない
選手の方は舞台側で
のんびり楽しみたい方は反対側でと十分なスペースを確保しておりますので
お気軽にご参加下さい。
前回は傾きについて出来るだけ分かりやすく考えてみました。
ホントに一言で言ったら
腕の長いやじろべえの方が安定するでしょってだけのことなんですけどw

では某専門店の配信で
「幅が狭い方が回転力があるらしい…」
なんてくだりがあったのでその話題でも

$趣味を取ったらなんにもない

外形が同じで幅が違うヨーヨーの1/4部分の断面を簡略化するとこんな感じでしょうか。

今のメタルはほとんど厚さ=重さになるので
赤と緑は同じ重量にしようとすれば
線が長い(幅広、緑)のものは
赤い幅狭のものに比べて外周のリム部分も
薄くせざるえなくなります。
つまり幅広なほど設計上、外周に重量が寄せにくくなります。

話題に出た頃の話(○イトムー○ス3?)の頃は金リム全盛とも言えるので
金リム機種同士で条件を揃えればフルメタルと同じことが言えます。(差は少なくなりそうですが)

今は直径もフルサイズ、オーバーサイズが主流になって来ているので回転力は必要十分と言うところから幅広でもいけると言う表現もできます。

さて、「同じ重量であれば」という条件ではこうなりますが
これを無視すると…と言うのを次に書いてみようと思います。
久々に更新なヨーヨー力学です。

今回はこれ。
$趣味を取ったらなんにもない

毎度のことですが仮に一番角に重量が完全に寄ってるヨーヨーを考えます。
そして質量も一緒ってことでw
この場合
スリープ力、回転力が大きいヨーヨーは紫というのは一目で分かります。

さて、これの傾きやすさはどうでしょうか。

オレンジも紫もちょうどヨーヨーの中心から、質点の距離は同じ様に書いてます。

ここでスリープ、ヨーヨーの回転による慣性モーメントを無視すると
どちらも傾きやすさは同じになります。
純粋な傾きやすさは計算上同じなんですね。

となると幅広ヨーヨーは傾きにくいはずですが…

実際はそうでも無いですね?

まずはこの力学でも考察していたように
中心から離れたところにストリングスが当たれば傾きやすい
です。
そして質点の距離が同じもので比べると
幅を広げた分だけ直径が小さくなります。
そして角度も(形状で工夫しても)水平に近くなるので
なおさらです。

そして直径が小さくなると、慣性モーメントも小さくなり
角運動量(慣性モーメントと回転速度→角速度かけたもの。)も小さくなるので
回転力から見ても傾きやすくなります。

本当なら質点と中心が離れるほど傾き始めがゆっくりで動きにくいはずですが
ヨーヨーだと上手くいかないものです。

さてここからさらに
ジャイロスコーピックフロップなんて技があります。
ヨーヨーを傾けて半周~数周させるのですが
この時の傾く速さはアンダーサイズなほど速くなります。
逆に直径が大きい、幅広なほどゆっくりになります。
そしてヨーヨーそのものの回転、角運動量を考慮すると
横幅より直径が大きくなるほどさらにゆっくりになると言えるはずです。
この技の場合ヨーヨーの形状は無視できるので質点の質量、距離の差が良く分かると思います。


感覚的にも縦長の方が安定感があるというのはここからくるのかな?とも言えます。
もし色々なサイズのヨーヨーをお持ちでしたら比べてみるのも面白いですね。




ということで
来月

12月9日 日曜日

一宮練習会復活します!!

13:00~17:00と時間はいつもどおりです。

場所:尾西生涯学習センター 講堂

参加費:復活記念で無料にします。
    





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住所:一宮市東五城字大平裏38番地
電話:0586-62-8333

選挙の関係(期日前投票の会場になるらしい)で
講堂に変更になりましたのでお間違えないようお願いします。
ホームページが新しくなって
更に最近ブログがおもしろくなってます。

いくら解説するにしても
ぶった切ったヨーヨーで解説できるのは
オーナーだけですw

そしてこれがおもしろくてわかりやすい。
私も勉強させていただきます。

今のところ自分の推測が大体合ってるのがせめてもの救いかもしれません。

そんなことも含めてドキドキしながら勉強させていただいてますw