成人の日に訃報が飛び込んできました。
俳優の市原悦子さんが、1月12日に亡くなられました。82歳だったそうです。
日本昔ばなしの声の出演、「家政婦は見た!」シリーズなど記憶に残る有名な作品に数多く出演されました。
私にとって忘れがたい印象の作品は、映画『青春の殺人者』です。主演は、水谷豊さんで、その母親役を演じました。
実際にあった事件を題材にしており、水谷豊さんは、映画の中で、両親を殺して海に沈めるという内容でした。
1976年の作品で、ATG製作・配給でした。1976年のキネマ旬報第1位を獲得しましたが、封切りでの上映館は4館だけだったそうです。私も観たのは数年後でした。やたらと殺人シーンが出てきて、血なまぐさい映画だという感想を持ちました。
一年くらい前に、DVDをレンタルして再度見ました。市原悦子さんのギラギラとした迫力ある演技に、圧倒されました。テレビドラマに登場する市原悦子さんとは、まるで別人のようでした。
亡くなる直前くらいまで現役で、役者として活躍されていたというのは、羨ましいような気もするけれど、もしかしたらゆっくりと過ごす晩年というのがあっても良かったのでは、という気もするのでした。
名優逝く、というニュースの見出しそのものの人生であったと思います。
心よりご冥福をお祈り致します。