だんだんと木々が紅葉してきて、秋も深まってまいりました。
さて、表題は、水津陽子さんという経営コンサルタントの方の著作です。
11章から成り、テーマがなかなか面白い。
例えば、第1章は、古都と廃墟。
高山市の取り組みや軍艦島を観光地化した長崎市を紹介しています。
「日本が世界に訴えるべき観光資源、日本の価値、魅力とは何か?それは、意外にも私たち日本人が考えている範疇の外にあるのかもしれません。」
その後の章では、桜、宿、川、ローカル鉄道、美術館、食べ歩き、城、街道、バスというようなテーマで、各地の成功例を紹介しつつ、いろいろな提案をしています。
日本人にとっては当たり前で見慣れたモノであっても、外国人観光客にとっては、珍しい、新鮮、素晴らしいモノかもしれないのです。
大事なことは、既にある観光資源をどうアピールしていくか、どのような物語性を持たせていくか、そして外からいらっしゃるお客様にとって楽しい居心地の良い場所と時間を提供できるかなのではないでしょうか?
それは、必ずしも大金を叩いて大がかりな箱モノを作ることではないと思います。
ヨーロッパの人にとっては、水田は実に美しい光景であり、とても珍しい景色なのだそうです。何故なら、ヨーロッパには水田が無いからです。
自分の価値観ではなく、外から来る方の立場で考えることが大事です。
それは、観光だけではなく、飲食店も衣料品店も、その他にも共通して言えることかもしれません。
あなたの気付いていない原石は身近に必ずあります。それを見つけて磨きましょう
