こんばんは。ブログを読んでいただきありがとうございます。
昨日の勉強会で取り上げたアップルの決算書に Risk Factor が書かれていました。
リスクの開示
日本の場合なら、継続企業の前提に関する開示、みたいなイメージでしょうか?
決算書は英文で107ページもあり、とても全部は読めません。。。
多分、日本語で書かれていても、読めそうもない量です。
リスクに関する記述もかなり長いです。
その中に、製品や部品調達、物流サービスをアメリカ本国以外に依存するリスク、
ということが書かれていました。
調達と物流はちょっと置いといて、
自社工場を持たないリスクについて考えてみたいと思います。
自分のところで生産をしない、外注に出してしまう、
思い通りの出来上がりでないかもしれない、
納期が遅くなるかもしれない、
何より技術が流出して他社に模倣されるかもしれない・・・
では、自社工場を持つリスクはどうでしょうか?
多額の設備投資をしなければならない、
投資額が回収できないかもしれない、
製品が陳腐化してもそう簡単に生産ラインを変更できないかもしれない、
受注に応じた生産調整を柔軟に行えないかもしれない、
多額の在庫が積みあがった場合は倉庫費用も発生するかもしれない・・・
地震などの自然災害や火災・事故等で設備が壊れてしまうこともあるでしょう。
どちらにしてもそれぞれメリット、デメリットはあり、
リスクは発生することでしょう。
これは個人的に思うのですが、
現在とても好調な売れ行きのときは、次に大きな底がやってくることが
往々にしてある!
だから、この好調な売れ行きが未来永劫続くと信じて、
むやみやたらと多額の設備投資をするのは、
かなり危険な賭けではないだろうか????
外資系企業の中には、子会社が
土地建物などの固定資産を持っている場合は、
さらにその分上乗せした金利をロイヤリティとして
要求するところもあります。
その根底には、土地建物は無い方がベスト、
という考え方があるように思われます。
持つリスクも持たざるリスクもありますが、
いずれにしろ現状が絶好調の場合は、いずれは下降していく、
その逆もありうる、
ということを考えながら経営判断していくのがいいでしょう。