世の中には、たくさんの職種がある。

その中で、今の自分の職業を選んだのか、はてまた、自然とその職種に辿り着いたのか・・・


運命がそうさせてくれたのならば、きっとどこか自分が光る場所があるから導かれたように感じる・・・


レストランやサービス業と言われる職業は、お客様の前に立つ時には「涼しい~顔」で「にこやかさ」が大切。

「何故にこやかにしなければいけないのか?」

それは、どんな方からも「話しかけやすい環境」を作っておくため。

「あなたをいつでも受け入れる準備が出来ていますよ」の合図とも言える。


以前、葬儀社さんへ接遇研修に行った時のこと・・・

社長から「この業界は、笑顔ひとつでもクレームになってしまう。お客様の敏感なお気持の瞬間に居合わせている御仕事なのです。でも全く無表情では又違う・・・ご葬儀という静粛な場でも「合う笑顔」があるはずなのです」とお話したことがある。


サービス業でも“へーこら笑顔”はいただけない・・・

良い笑顔、いただけない笑顔・・・様々なシチュエーションで様々な笑顔があることをまず知っておくことも大切だと思う。


「この場所での事は何なりとお尋ね下さい!エスコート致します!」の

『頼もしい笑顔』が大切なのだ。



よく接客研修で「口角を上に・・・」と教えられる。

昔は私もそう教えていた。

でも、口角が上がっていても「目がこわい」そんなサービスマンを見ると今は、「あァ~~~(^^;」と思ってしまう。(ごめんなさいね。一生懸命だろうに・・・)

自分も教えてもらった時、そして、自信を持って教えていた時、そうだったんだろうな~と思うと・・・

いやはやお恥ずかしい・・・


ワンランク上の笑顔・・・「自然かつ、頼もしさと温かみのある笑顔」

ポイントは「目」。


「口角」を上げられたら、次のステップ。「目の表情」のレッスン!

忙しくなればなるほど、目が怖くなる人も多いのでは?

そんなとき、私は「まぶしい目」を意識している。


この「まぶしい目」は、どんな目なのか・・・

「赤ちゃんを見るまなざし」や「かわいい子猫に頬をスリスリしている時のまなざし」

(分かり辛いか・・・?)

キラキラしているものやかわいいものを見ている自分の目を想像してみること。

その瞬間は、きっと目の前のものに気持ちが集中して気がついていないかもしれないが、きっととてもいい顔をしていると思う。


形でいうと、ポイントは、目をパッチリではなく、半分位にしてみる。

そして、頬のお肉で持ち上げ「ふせた三日月」の形の目になっているようにイメージ。

そうすると自然と口角も上がっている。 


『まぶしい目』&『上がった口角』

これでワンランク上の笑顔。

ただし、この顔のまま、固まらないように!(これこそ怖いことになってしまう)


『目は口ほどにものをいう・・・』昔の人はいい言葉を残してくださっている。


どうか、笑顔の苦手な方・・・お試しください♪