玲奈の事を話しをし出した時だった。大広間のドアを開け、中に入ってきた人物を見て、
くわっち)「れ・玲奈さん…」
さっしぃ)「私が呼んだの…」
玲奈)「さっしぃ、どういう事…」玲奈もここにくわっちがいることを知らされていないようで、
さっしぃ)「お互いが東京にいる今日しかなかったから…玲奈ちゃん座って!くわっち続き…」くわっちは全てを察して、
くわっち)「玲奈さんはこの世界に入る前からファンでいつしか神推しになった。そしてこの世界に入り、偶然その人と一緒に仕事をすることになり、夢のようでした。」みんなくわっちの話しを黙って聞いた。玲奈も下を向きながらだが聞いていた。
くわっち)「でも玲奈さんとの距離が縮まるに連れて、それは今思えばそれは恋愛感情たっだ。でも相手は恋愛禁止のグループのトップアイドル、しかも自分はヘタしたら父親みたいな年の離れたオジサン…そんな想いがあり、これ以上は…と思ってきたけど、一緒にいればいるほど、どんどん抑えられない感情になっていた。」みんな食べる手を止めていた。
さっしぃ)「みんなもそれとなくわかっていた。くわっちがみんなと接してみんなの心を動かしたんだ。応援したいって…」
くわっち)「あの時、卒業公演の時…みんなのおかげで距離が縮まったと思ったけど…忙しくて会えない時間が増えて、それが苦しくて…またこんな感情が自分に芽生えるなんて思てもみなかった…」
美優紀)「歳なんて、関係ないと思うよ!」
さっしぃ)「うん!!関係ない…この一年見てきたから2人は赤い色で結ばれてるんだ!」
くわっち)「今なら素直に言える…」と次の言葉を言おうとしたら、
玲奈)「待って…私も今の気持ち話させて…」黙って聞いていた。玲奈が口を開いた。あまりの展開にてんとうむChu、朱里と川栄は何も言えず、緊張感に包まれていた。
玲奈)「私はくわっちと出会い、一緒にいる時間が増えるたびに私は自分の気持ちに前向きに考えを変えられるようになった。」
綾巴)「玲奈さん…」とすでに泣いていた。
玲奈)「卒業公演の時…その時、本当の自分に本当の気持ちに…出逢えた。だから自然に…」
くわっち)「玲奈さん…」
玲奈)「でもその後くわっちと一緒だった。自分の気持ちがわかったのに、そばにいる時間が逆に減り、私も苦しかった。そんな時さっしぃと一緒に仕事をして思わず私の気持ちを話してしまった。」