こんにちわアッチパパです。
最近また忙しくて、更新を疎かにしております。
今回の記事は、タイトル通り、結局は自分語りなので、更新の筆が進まなかったというのもあります。
今回は、奥さん関係なく、近況報告です。
最近私アッチパパ。高校生達と、『演劇』しております。
どういうことかというと、2月に打った公演から端を発し、話がめぐりめぐって、母校の高校演劇部による、ボランティア公演が決まったのです。
詳しくはこちら、過去記事、『納涼祭会議 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )』をご覧ください。
そうして、今月の9日から高校生達と20年ぶりに青春を謳歌している訳ですが、もはやオッサンの私には青春は重いのですよ。
自分の息子とほとんど年の変わらない子ども達。でも、男ならなんてことないですが、基本、演劇部とは女の子が8割の部活。
JKの中にオッサンが混じる…
これはね、オッサン同士で話すと、羨ましがられる冗談話になるのですが、実際にやると、
これまでの人生で経験したことがないほど細心の注意を払い、極端に気力を消耗することなのですよ。
ただでさえこの世の最強生物女子高生に、頭が薄くなり始めているオッサン…。
肉食獣の檻の中に、老いたウサギを放り込むようなモノ…
でもねオッサンは頑張っているのです
曲がりなりにも、10年に及ぶ演劇のキャリアを私は持っている
高校演劇しか知らない子達の、演技力だけで言えば、遥かに先を行っていると自覚はある
だから、演技指導、演出、舞台のノウハウを、自分の持っているもの全てを使って、伝えようと思っているのです。
自分でも何でこんなに熱心になれるのか?自問してみると、いつも同じ答えとなります。
「俺、演劇好きなんだな」
です。
あと、もう一つ。
私にはある後悔があります。
それは、現役の高校生時代、演劇部でさまざまな経験を重ね、県大会や、舞台製作のノウハウを自己流でも培ったにも関わらず、その一切を
後輩たちに何一つ伝えずに卒業してしまったこと。
当時私の学年は、演劇部異例の男3人という構成で(他学年は逆に女子のみ)、同学年の部員が男のみだった事もあり、その3人で、あらゆる舞台を製作してしまっていたのでした。
男同士だから、気兼ねなく何時間でも、夜中じゅうでも演劇論を戦わせられた。そうして培った経験や技術、ノウハウを、自分達だけで使用し、後輩の女子に継承することを忘れていた。
私達が抜けた後の演劇部が、総合的に演技力が落ちてしまった事は、卒業した後もしばらくは交流があったので知っていました。
後輩たちが舞台の事でさまざまに悩んでいるのを聞く度、それはこうすればいいんだよ。こうすれば上手くいくんじゃないかな?と、思うのですが、簡単な言葉でそれらを説明するのは、当時子どもだった私には出来ず、長い時間をかければ理解してくれたかもしれないのに、在学中には何一つ教えないで、接する時間が無くなった後、教えられなかった事を後悔している自分がいたのです。
そんな後悔があったためなのでしょう。今、出来る限りの事を、あの子たちに教えてあげたい。
舞台人の先輩として、OBとして、自分が培った演技技術、舞台製作方法、演出法、出来ればすべて教えてあげたい。
そう思った結果が、今、高校生達と共に同じ舞台に立ち、自分も役者兼演出として、共に稽古をする日々へと至った訳です。
今回の舞台も所要時間僅か25分。ですが、出来る限りの内容を詰め込みました。
高齢者、さらには認知症患者に対して、一体何が最も心に残るか?それは、これまでの公演やイベントで打った講談の経験を経て、『本物の感情』であることと、私は結論付けました。
だから、今回高校生達に求めた芝居も、本物の感情と、最初から演出意図として話してあります。
それは、高校演劇の平均レベルで言えば、とんでもなく高いものを要求しています。それは私も最初から分っている。だから、自分が役者として共に舞台に立ち、演出と演技指導をすることで、引き上げようと考えたのでした。
今、本番まで約1週間ですが、ほぼ仕上がって来ています。不安要素はありますが、本番でどれだけ子ども達の演技が上がるか、今から楽しみで仕方ありません。
本番でハチャメチャしてくれていいと思うのですよ。その修正と、底上げの為に、私も共に立つのですから。
今はそんなこんなで、休みなど一日もない日々を送っております。オッサンでも、好きな事なら無茶できるものですね。24時間ぶっ通しで仕事するとか…
さて、本番の様子は、また記事にしたいと思っております。
本番は8月4日
あと少し、気合入れて行きたいと思います。
超長文になってしまいましたが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました