*私の病歴⑦*光や音が痛い? | あっちゃんDays*線維筋痛症*化学物質過敏症*

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コスメ・美容が大好き。
自分の日々を綴っていきます。

入院が1週間経った頃でした。

大好きなテレビも見ず、
日光の光を遮るようにカーテンを閉め、
ベットに横になって、
何もしたくない、ダルい。

何かわからないけど、
テレビや電気の光が痛く感じ、
テレビを見るのも、
窓から入ってくる風が当たるのも
すごく気持ち悪い。

先生は私の暗くどんよりした状態を見て
ステロイドの点滴をしたことによる、
ステロイドによる鬱症状か、
入院をしたことによって鬱症状が出てしまったか、とのことでした。

また、そして入院してから食べることもほとんど出来なくなったので
鎖骨から高カロリー輸液を点滴で入れる
IVHもしました。

もうこの頃には自分で歩くことは出来なくなっていました。

丁度窓際のベッドが空いたので
きっとそちらの方が陽の光で明るいし、
外も見えるし気分転換になっていいのでは?との先生からの提案で
私は窓際のベッド位置に移動しました。

しかし私の症状は悪化をたどる一方でした。

私も何が何だかわからないけど
光も音も風も、ベッドの振動も、
身体中の血管、筋肉、あらゆる部分に
ガラスの破片がびっちり張り巡らされたような、
時には足がもぎとられそうな、
小さい虫が足の中にたくさんいるような、
今までに感じたことのない痛みとなって表れてきました。

先生に訴えるも、
血液検査でも他の検査でも何も異常がなく
痛みの原因が特定できないので
とりあえずの鎮痛剤を処方してくれたが
全く効きませんでした。

ステロイド、免疫抑制剤、鎮痛剤、抗鬱剤、眠剤と
少しでもこの痛みを抑えることができそうな薬は、色々と試しました。

それでも痛みに全く聞かない。
毎日毎日私は痛い!しか訴えない。

先生が
わかりました。
強い痛み止めの点滴をしましょう!

と言ってくれた時は
この痛みから解放されるのが嬉しくて嬉しくて。
とにかく嬉しさしかなかったのを今でも覚えています。

初めてこのペンタジンの点滴ををしたとき、
頭の中や体がボワンボワンと波打って、体が浮いているようにも感じ、
麻薬ってこんな感じなのかな?怖い!
と思い、目をつぶりながら母の手を握っていました。

頭はぼんやりするけど、痛みには効いていない。
だけど、それでも、何もしないよりはマシ!だと思った私は、
その日からペンタジンの点滴を1日3回、レペタンの筋肉注射を1日1回。
ペンタジン中毒になりました。

常に意識ははっきしていなくて、
頭の中はぼんやり。
薬の副作用で尿が出なくなり
17歳で導尿になりました。
朝も昼も夜もわからなくなりました。

朝、ふと目が覚めて、また目を瞑ると、
次に目を覚ましたときにはもうお昼で、
またすぐに目を瞑る・・・
そんな日々の繰り返し。

主治医は私の父親とほぼ一緒の年齢で
私と同い年の娘がいました。
だから娘を見るような感じで、
私が話に耳を傾けてくれそうなときには
話しかけてくれたりしてくれました。

しかしその寝たきりのときに私に
先生の軽い冗談は心に突き刺さりました。

あっちゃん~本当はそんなに痛くないんじゃないの~?笑

後から考えたら、先生の軽い冗談だったんだなとわかりますが、
先生がいなくなった後、母に
あっちゃんは痛いんだもんね。
悔しかったよね?泣いていいのよ
と言われ、このときはわんわん泣きました。


痛み止めの点滴にも体が慣れてくると
私は違う痛み止めの点滴を欲しがりました。
というのも、痛みだけにはこれっぽっちも効いてくれていない

先生は母に
もう次はモルヒネしかありません
と言いました。

▶︎▶︎▶︎⑧に続く