人がいないと寂しいかな？という理由で大部屋を選びました。
六人部屋の入り口の方になりました。
母は毎日来てくれました。
だいたいお昼すぎから夕方まではそばにいてくれました。
ステロイドの点滴を初めて４日くらい経つと熱は治りました。
しかしある夕方に、急に胃痛がして、ベッドの柵を掴み、痛い痛いと訴える事態に。
この胃痛は年に何回か起こる原因不明のものです。
（その時に胃カメラもしたことかがありますが、綺麗ですね！と言われていました。）
今回は（父とほぼ同い年の）主治医がすぐに診てくれたが、とりあえず尋常ではない痛み方に、すぐに痛み止めの注射を打ってくれました。
何分か経つと、効いてきたかな？と思っているとすぐにまたもとの激痛に戻り、先生も原因が全くわからないとのことでした。
そのまま何の処置も行えず、40分くらい経つと、急にふっと痛みが消えました。
主治医はすぐに明日の胃カメラの検査を入れました。
どうせ何もないよ、、、
いつもそうだもん。。。
と思いながら検査を受けました。
安定剤を打ってくれたので、頭がぼんやりしていてほとんど覚えていません。
結果、いつもの通り、異常なし！
先生もあの痛がり方を見ているから、異常がないことに逆に驚いていました。
血液検査も異常がないし、あの胃痛は何だったのか？
その後、私の入院中にできる検査はしてもらおう？という母の願いで、私は便秘と下痢を繰り返していたこともあり、大腸内視鏡検査も受けることになりました。
この内視鏡が
私にとっては地獄でした！
前日夜ご飯はコーンスープと錠剤の下剤でした。
これは平気でした。
そして当日の朝、
目の前に現れた
2リットルの下剤。
これが私を地獄に突き落としました。
同じ部屋のおばあちゃんも同じ日に受けるということで、ベッドに腰掛けて飲んでいました。
私はお気に入りのコップにその下剤を入れました。
飲むか、、、ゴクリ、、、
マズイ！！マッズー！！
アクエリやポカリが大の苦手な私にとっては
このポカリのような？薬が混ざった下剤は気持ちが悪くなるほど。。。
なぜか悲しくなって泣き出す私。
もう、大腸の検査なんてしない！
どうせ検査したって
いつもの様に何もないよ！
全てが嫌だ！みんな大嫌い！
私の体もどうなってるんだよ！
声には出さなかったけど、
溜まっていたものが溢れた気がします。
主治医がすぐにきて、
ね？頑張ろう？検査はしようね？
と言いました。
何分間か説得されました。
もうどう足掻いたって、検査は受けないといけないんだと悟ったが、主治医にはなにも返事をしませんでした。
看護師さんが冷やしたら少しは飲みやすくなるかも！と冷やして来てくれました。
結局400しか飲めなかったけれど、
便が透明になっていたのでOKをもらい、
検査へゴー！
意識はあるままでの検査でした。
とある場所になると
痛い！！！痛い！！！
となりました。
医者も念入りに見てくれましたが
そこには何もありませんでした。
医者もなぜ原因がない場所で
それほどまで痛がるのか？
結局わからないまま、終わりました。
結果はもちろん異常なし。
検査云々より、下剤を飲むことが地獄でした。
そしてやはり何をやっても異常がないのだと思いました。
▶︎▶︎▶︎⑦に続く