今回は少し偏った私の意見です。参考程度にお聞き下さい・・・
今、多くのPTAをやっている施設ではPTA症例数がどんどん増加している印象です。
われわれも、昨年は300件、今年は500件に迫る勢いです。
それは、患者様の限られた資源である血管を無駄遣いしないですむように、医療が進歩している結果と考えています。そしてPTAがどんどん認知されてきている証拠でしょう。
ただどんな施設でも患者様が増えているというわけではないと思います。
患者様に多く集まっていただくために一番大事なことは
(患者様および紹介してくれる施設における)
評判
ではないでしょうか。
こう書いてしまうと誤解を招くかもしれませんが、
困ったときにすぐに対処できる
スタッフの対応がよい
痛みが少ない
長持ちする
など、
毎日シャントを使用している患者様からみたシビアな意見が評判なのだと思います。
このため、良いPTA治療を提供するためには、患者様の疼痛緩和は最重要課題と位置づけるべきです。
どんなに上手でも、痛すぎて二度とゴメンだ、などと感じさせてしまっては、いい治療とはいえないでしょう。
何を言いたいかというと、看護スタッフはきちんと、
PTA治療の痛みが強くて多くの患者様がお宅の再診を渋っている。
何とかしてくれないか?
というべきだと思いますよ。
看護スタッフが自分の患者を守るために当然やるべきことですよ。言いにくければ主治医や院長に言ってもらってもいいと思います。
あとは、先方に考えていただくのがいいと思います。先方も上記のように考えてくれるのではないでしょうか。虫がいいかな~?
偏った考えかもしれません。気がついたことがあればいろいろ指摘して下さいね。
今日は資料がないので、昨日の続き(シャントの痛みについて)は明日以降に・・・