CAMERA考察

 

近頃、少し気になりだしたことがあります。

PCのモニターは15.6インチワイド・3,840×2,160ドットの4Kです。

自身が写した画像をPCで観ると非常に精細と感じます。

しかしながらMiracastやHDMIで60インチワイドの4Kテレビに接続して観ると「高精細」という文言が引っ掛かってくるのです。

 

自分の性格と申しましょうか?

「どのようなタイプなのか?」を自分自身で判断するのも変な話なのですが、「しっかり検討して気に入ったものを買って長きに渡って大切に使うタイプ」と思っています。

技術の進歩は目覚ましくカメラの性能もどんどん向上して行きます。

 

今、愛用しているカメラは2016年8月に購入した【OLYMPUS OM-D E-M1】です。

Versionは最終の4.6までアップデートしてあります。

記録画像サイズは最大の4,608×3,456ピクセルに設定しています。

 

OMシリーズは

【E-M1】→【E-M1 Mark Ⅱ】→【E-M1 Mark Ⅲ】→【OM-1】とモデルチェンジされていますが、最大画像サイズは【E-M1 Mark Ⅱ】へモデルチェンジした際に5,184×3,888ピクセルへ向上して以降は変更されていません。

 

「どうしてMicro Four Thirds・ミラーレス一眼に拘るのか?」と申しますと常に手元に携えて移動出来るのでシャッターチャンスを逃さないからです。

ちなみに過去の経験より自分自身はレンズ交換をするタイプじゃないと思っているので持ち合わせているレンズも標準ズーム1本です。

 

銀塩カメラを使っている頃は「高精細」という点では手が届く範疇でないところに高い機動力を有する【PENTAX 645】がありました。

当文面を打ち込みながら「憧れ」だったことを思い出します。

 

ミラーレス一眼は当初[Micro Four Thirds]の独壇場でしたが、[APS-C]が続き更には[フルサイズ]までが参入して来ました。

結果としてミラーレス一眼の飛躍的な高解像度化が進みました。

現在、気になるデジタルカメラを表に纏めてみました。

 

先ず画素数について

記録画像サイズより算出した実画素数が最大の【SONY α7RⅤ】を100%とすると【E-M1】は26%、現行機種の【OM-1】ですら33%で到底フルサイズには及びません。

【OM-1】は対フルサイズのセンサーサイズ比26%を考慮すると非常に優れた性能とも言えます。またフルサイズの一眼レフ【Canon EOS-1D X Mark Ⅲ】と同じ実画素数を有しています。

気を付けなければいけないのは実画素数が大きくなれば高画質とは言い切れません。

センサーサイズに有効画素数が比例していれば「なるほど」なのですが、センサーサイズが大きくなった比率以上に有効画素数が大きくなっていれば根拠を確認する必要があるでしょう。

視点を変えれば【SONY α7RⅤ】の実画素数は【E-M1】のセンサーサイズを考慮すれば当然という感じがします。

【Canon EOS-1D X Mark Ⅲ】はハイエンドのプロ用カメラだけにダイナミックレンジに重点を置き、スペック上の数字を追いかけるのでなく実際の高画質を追及してあると考えます。

この難解な問題も日進月歩で最新機種の多くが裏面照射型イメージセンサーを採用しています。

 

冬山にも登れない体になってしまった今でも耐低温性能が選択肢となっていて【E-M1】~【OM-1】が「-10℃」であることが非常に重要なのです。

 

【OMシリーズ】は自身の画像を含めプロが撮影したサンプル画像をダウンロード

【Canon EOS-1D X Mark Ⅱ】

【PENTAX K-1 Mark Ⅱ】

【Nikon D850】

【Nikon D6】まで実際のサンプル画像をダウンロード出来たので確保しました。

現時点も60インチ4Kテレビで観比べていますが悩ましい・・・

 

2023年8月24日にメーカーから次のキャンペーンがメールで届きました。

【E-M1】は、既にアフターサービス期間が終了しており、修理を承ることができません。」

とあります。

OM SYSTEMの修理サービス(対応)期間は製造終了後から原則として7年間のようで

【E-M1 Mark Ⅱ】が2016年9月19日に海外で発表されているので【E-M1】の修理サービス期間は2023年9月以前であると思われるので納得できます。

但し、「特別割引価格にて、“E-M1X”へ交換をさせていただきます。」ですが、私自身には不要なご提案です。

その理由は現在では【E-M1X】の生産も終了しているからです。

今の使用状況で【E-M1】が故障することは考え難いのですが、万一故障した際はどうするのか?

普段の使い方は「ストラップを首に掛けて蓋を開けたトップローダーにカメラを収めて即写せる状態で移動する。」というスタイルです。

山歩きの際は上の画像の機材しか持ち歩きません。

ボディと標準ズームレンズなら1kg.にも満たない。

Micro Four Thirds・ミラーレス一眼の軽さだからこそ三脚も780g.

軽量なもので済みます。

三脚取り付けねじ締め付け用の五円玉を三脚収納袋に取り付けています。

 

若かった頃の機材です。

いくらミラーレスになってもフルサイズ機のレンズの大きさ・重さは変わらない。

 

これを考えると「故障すれば、OM SYSTEMのハイエンド・ミラーレス一眼最新機種を購入すればいい。」となります。

 

普段、使うことがないフラッシュも互換性があります。

更に軽量の三脚やトップローダーも使える。

 

コストパフォーマンスも非常に高い

 

このような記事を作成しているのは時間を持て余している証拠

「本心は私の足で歩ける山を思う存分カメラを携えて歩きたい。」

 

せめて無雪期は、月1回は頂に立ちたいのですが、2023年8月はとうとう登れませんでした。

「暑過ぎたのでしょうか?」

秋は登れなかった分まで登りたいと思っています。

 

 

当記事の元画像はこちら

 

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