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今日の読売日曜版の記事「不屈のひみつ」という欄にハヤブサさんのインタビューが掲載されていました。
私自身プロレスの空中殺法といえばミル・マスカラス、ドスカラス兄弟しか浮かんできませんが近年ではハヤブサさんという凄い方がいらしたんですね。
この方が活躍されている頃は何故かK1のアンディ・フグさんなんかを観てしまっててプロレスを観ることは少なくなっていました。
ところが、数ヶ月前にテレビでハヤブサさんの闘病生活が取り上げられてて2001年の試合中の大事故からの再起に向けた日々に感動しました。
頚椎損傷による全身麻痺からの復帰。
ハヤブサさんの「不死鳥」の3か条というのに書かれていることは

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宿命は変えられない。でも、どうやって生きていくかという運命なら、自分次第で変えられる。

∈できることをやる
今できることをやらないということは、明日の自分の可能性を小さくすることだ。

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悲しみを知っていれば、喜びはより大きくなる。辛さを知っていれば、感動は無限大になる。

入院生活525日、今では全身麻痺だった体が杖を使って100Mくらいまで歩けるようになったと。
彼をここまで回復に導いたのは、その心の持ちようだと思う。

私なんて彼の足元にも及びませんが、家族にたまに言う言葉は「例え可能性が1%でも、諦めたら、その可能性は、諦めた瞬間にゼロになるんだよ!」と。

プラス思考という言葉を良く耳にするが、それは、もちろん考え方を+の方向にしなければいけないが、
合わせて大切なのが「必ずやる!」という強い意志も必要だと思う。
そして、それを楽しくこなしていける心が何よりも大切だと思います。

長い人生には山あり谷あり。人それぞれ大小はあれど喜怒哀楽っていうのはあろうかと思います。
私も十数年前に実弟が髄膜炎にかかり、生死の境をさまよった挙句にハヤブサさん同様、全身麻痺になってしまいました。
今日のハヤブサさんの記事にも書かれてましたが、人間こうなれば「生への絶望感」を感じるのが実際のようです。
実弟も同様の言葉を言いました。
医師からは希望があるような言葉は得られません。
けど、必至で元気付け続けて・・・
ハヤブサさんほど時間は掛かりませんでしたが、首から下の感覚が一部戻るまでに1ヶ月くらい掛かりました。
退院までに半年。
今では、ほぼ完璧な状態にまで回復してます。
彼なりに「必ず戻るんだ!」という強い意志で頑張ったのでしょう。

人間、諦めるというのは可能性をそこでゼロにしてしまうこと。
やってみたいことがあるのなら、どうやったら出来るのか?を考えるほうが楽しいはず。

ハヤブサさん
http://ameblo.jp/fushichou/