自分の土地を持つことの出来ない多くの人々がSMに住んでいます。
違法で住んでるんだから住民が悪いんじゃないの?という声も聞こえてきそうですが、
本来であるならば土地を持てるだけの経済力を生む雇用を作ったり、
人間的な生活を送ることの出来るような政策や支援をするのが
政府としての理想の形。
でもフィリピン政府はSMの住民にそうした事を行うどころか、
SMがある地域に新たに港を作ろうとしていて
それもあってSMから住民を追い出したいというのが政府の本音です。
そこでSM住民にとって問題となってくるのが
立ち退き問題!
立ち退きとは、今住んでいる家がなくなってしまうということ。
仮に定住先を用意されていたとしても、ごみ拾いという唯一の生計手段がなくなってしまうということ。
先週、新たに立ち退きがされるという情報が入ったことから、
今日はSMで立ち退きに対抗するためのMTが行われました。

今回のMTではアクセスが支援する住民組織だけではなく、
その他の複数のNGOのリーダー
地域の政党メンバー
バランガイ(区みたいな行政単位)の職員さん
など様々な立場の人々がMTに参加していました。
住民たち自身の共通利害のために、多くの組織が団結しました。
我らのNGOのマルーさんもアツい主張をします。

・立ち退きに反対して、今住んでいるとこに皆と住み続けようとするのか
・反対するにしてもどうやって?
多くのアツいメンバーが集まったこともあり議論も白熱していました。

具体的にどうしようという結論は出ませんでしたが、
団結、協力するということは決まりました!
明後日16日に立ち退きを執行する機関と住民とで話し合いが行われます。
一人では難しいことでも、団結すればとても大きい力になります。
そんなことを証明できる結果が得られてほしいと切実に思います。
立ち退きが実際どうなったかは、後日報告しますね。