さすが、一生懸命「お勉強」してせっかく入った東大を中退するような奴だ。お勉強は得意だから、「教えられた通りに信じる」能力もハンパないんだろう。

 

 

堀江氏は、今回の処理水について「トリチウムは低レベルな放射性廃棄物として、それを処理した水に微量のトリチウムが、それ以外の汚染物質についてはできる限り除去してそれを海洋放出すると。充分に薄めた状態で、環境にほぼ影響がないような状態で排出する」と説明し、処理水の安全性に太鼓判。 

 

そんなこと、お前にいちいち解説されなくても知ってるよ。政府と東電が「そう言ってる」ってことだけはな。俺もその話をちゃんと聞いたが、聞いたってだけで「その言い分がすべて正しい」と確信し、さらに自信を持って人に保証できるような能力は1ミリも持ち合わせていない。

 

で?なんでお前はそんなことに太鼓判なんて押せるのかな?

 

実際に自分で検証してみたとでも言うのか?

 

どういう根拠でそんな自信タップリに説明出来るんだよ?

 

お前はただ、「政府と東電の話を鵜呑みにしてオウム返し」してるだけだろうが。呑みでオウム返しって何だよそれ?まさかお前、政府お抱えの「鳥芸人」とかじゃねーだろうなw 「微量の」「できる限り」「充分に」って、岸田の「聞く力」と同じぐらいウソ臭い話をよくもそう簡単に真に受けられるもんだ。バカもここまで来ると、もはやアーティスティックなレベルだわw

 

「トリチウム水」だから安全だ。この言葉がどれだけマヤカシを意図しているか。なんでも鵜呑みにする奴には永遠に判らないだろうが、そうやってお勉強小僧はいつまでも「いい子」でいればいいんだから、マジで羨ましいぐらいだな。

 

俺は全然いい子では無いので、政府のウソ・誤魔化しに絡めとられるようなことは一生無い。そりゃ「トリチウム水」なら飲めるだろうよ。「トリチウム水」ならな。じゃあ、麻生は何故絶対に飲んで見せないんだ?それは、処理水が実は「トリチウム水」では無いからだ。他の残留核種がどれだけ含まれているかを、現時点で十分に把握出来ているとは言い難いからなんだよ。

 

それを誤魔化すために、わざわざ「トリチウム水」だなどと、単一核種だけ、それも最も安全性の高い核種だけにフォーカスを当てて広報しているんだ。その証拠に、しっかりモニタリングするとか言いながら他の核種に関する言及は一切無いじゃないか。トリチウムを海に流せば検出限界を下回るのはアタリマエだろうが。教えられたことをマルっと信じちゃうような科学オンチに、そうやって良く効く手法を政府は使ってんだよ。

 

今までだって、政府が何度テキトーなことを言って国民を騙して来たことか。「信用出来ない」という土台がある限り、科学なんておまじないはお勉強小僧を手懐けるくらいしか役に立たないものだ。少なくともニューズウィークが掲げる懐疑の主張でも読んでおけ。

 

 

 

ざっと検索したら、俺はもう2年以上も前から同じことを言ってる。長いが再掲しておいてやるよ。自分のアタマじゃ考えられないような「お勉強小僧」のためにな。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー 以下記事再掲 ーーーーーーーーーーーー

 

 

予想はしていたが、あまりにひどい。 

 

あまりにひどいのは産経も一緒だ。よくもこれだけ適当なことが書けるものだと感心する。

 

だが、待ってほしい。海に流すのは炉心溶融事故で生じた放射能汚染水ではないのだから、両国の批判は全くもって的外れだ。

 福島第1原発からの放出は、汚染水を浄化設備を通してストロンチウムやセシウムをはじめとする放射性物質の大部分を除去した後に残るトリチウム水である。

 

トリチウム以外はすべて除去したと誰が言った?産経は事実を確認したうえで書いているのか?

 
往々にして、「科学、科学」と連呼する者ほどサイエンス・リテラシーが低いものだ。自らが科学することなく、自分に好都合な他者の科学を鵜呑みにするからそういうことになる。
 

トリチウムは原子核に2個の中性子を余分に持つが、れっきとした水素原子の一種なのだ。水分子そのものに含まれるため、浄化設備でもトリチウムは回収できず、普通の水と一緒に残る。

 トリチウムは放射性元素だが、その放射線は極めて微弱で生体内での濃縮リスクも低い。

 
日本政府と東京電力は、トリチウムだけに限れば世界の原発で排出しているものと変わらないから、あえてトリチウムだけに光を当てることで海洋放出も「なし崩し」的に遂行出来ると高を括っている。だからあえてこんな説明に終始しているのだが、そこに何の突っ込みも入れず、「まんま社説にコピペ」しやがるとはな。
 
弱小とは言え曲がりなりにも全国紙である産経が、これほど愚鈍な思考の下に社説を掲げている現状は国家の恥と言っても過言ではない。
 
政府と東電が今までどのような姿勢で汚染水問題に対峙して来たか。真摯な態度など微塵も無く、隠蔽と矮小化でひたすら事実を誤魔化すばかりだったではないか。
 
そして、この期に及んで漁業関係者との取り決めを一方的に反故にし、残留核種にはなるべく触れずに意図的に「トリチウム水」などと安易に命名して、海洋放出の正当化に全力を注ぐ姿勢を露わにした。
 
それは安倍政権時代から続くお得意の「ご都合主義政策」であり、誰が見ても明らかな嘘と誤魔化しを孕んだ行為だ。
 
こんな連中の「言い分」を鵜呑みにしてそのまま垂れ流す産経は、完全に同罪であるどころか、マスメディアとしての矜持を欠くという意味でさらなる罪を背負う事になる。
 
この社説を書いた論説委員は、麻生・ガースー・安倍・加藤他政府の原発政策に関わるあらゆる連中とともに「トリチウム水」を2リットルほどガブ飲みして見せろ。
 
「トリチウム水」だから安全なのだろう?麻生も飲めると言ってたじゃないか。
 
国内での風評認定も度を越すと韓国や中国の論難と一線を画しがたくなる。良識として、そのことを忘れないでもらいたい。
 
「良識」が聞いてあきれる。
産経こそ、全国紙として良識を備えているのなら、社説で「安全だ」と国民に向けて大々的に振れ回るのなら、自ら記したことがファクトであると胸を張れるのなら、誰よりも率先して「トリチウム水」を飲み干すべきだろう。
 
ただし、後で「実は半減期が何百万年も有る核種がこんなに含まれてました!」なんて話が出て来ても狼狽えるんじゃねえぞ。体験後記として堂々とリポートすればいいんだ。
 
その覚悟も無い科学オンチがいくら「主張」なんてしても滑稽なだけだと、まずは理解することが先決だぞ。中国・韓国に言い返す反射神経より、自国のコンセンサスに合理性を求めよ