とても久しぶりにブログを書きます。
テーマは
「繁盛する歯医者さんはどんな歯医者さんか?」
先日、お医者さん向けのコンサルティングをしている方と
お話しをする機会がありました。
開業医の中でも、歯医者は非常に競争が激しく、
生き残ることが難しく、医院を繁盛させるのは
かなり困難だとのこと。
「繁盛する歯医者さんと、そうでない歯医者さんの
違いはなんですか?」
と聞いたところ、
「腕の良し悪しはある程度は関係するだろうけど、 大きく影響しないんです。
繁盛するために必要なのは、患者さんとコミュニケーションが
ちゃんと取れるかどうかなんです。
ドクターたちは若いころから、先生、先生と言われてきました。
そのため一部のドクターには自分が患者やスタッフから
どう見られているかを見誤る人もいる。
また、腕が良ければ患者は付いてくる、と考える人もいるが
実は患者は腕の良し悪しを判断できない人がほとんど。
治療するのは当然のことなのですが、大切なのは、
患者さんの話をちゃんと聞き、分かりやすく説明し、
患者さんの希望と自分達の治療の折り合いを
上手に付けられる人なんです」
自分を振り返ると、たしかに「そうだよな」と思い当たる節があります。
私たちの仕事も、一部のお客さまからは先生と呼ばれることがある仕事です。
しかし、良いものを創ろうとする気持ちが強すぎて、お客さまを置いてけぼりにしては、意味がありません。
全く違う業界の方とのお話しでしたが、得るものは大きかったです。