落ち着いてきたミシュラン熱 | アカンプリッシュ 松本のブログ

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㈱アカンプリッシュ代表取締役 松本真二の日記。
思ったこと、感じたことを綴っていきます。

今年も発売されたミシュラン


ミシュランガイド東京2009 日本語版
¥2,415
Amazon.co.jp


さすがに2年目ともなると熱も落ち着き、去年ほどは話題になってないみたいだ。

(そういえば、ZAGATも発売当初はいろいろ取り上げられてたなぁ。)


去年よりも☆が増えた。
世界で一番☆の多い都市、東京。


いろいろと議論されると思うが、

何でその店に星が付くのーーー???

と思う店もある。


去年初めて発売されたミシュランの格付けを見た時に
瞬間的に感じたのは、某有名料理評論家○本氏や、

裏で動くお金の影。

本国フランスでは、ミシュランの評価の
プレッシャーから逃れ、もっと自分らしくやりたい
ということで3つ星を返上するシェフが過去にも何人かいた。

奇しくも、今回も東京での3つ星を獲得している
ロブション氏は、返上した第1号。

個人的には、彼の料理は好き。そして、高いレベルの料理を
世界で展開している、ということも尊敬する。


<3つ星の個人的なおすすめ>
『ジョエル・ロブション』

ロオジエも勿論いいのだが、ミーハーなのでロブションかな。

どうせ高いお金を払うんなら、13皿(!)のコースで

何から何まで楽しみたい!
 http://www.robuchon.jp/


2つ星の個人的なおすすめ
『龍吟』

独創的な日本料理は、今までの固定観念を取り払うので
違和感を感じる人もいるようだが、美味しいものは美味しい。
http://www.nihonryori-ryugin.com/



ワイン業界でも、有名評論家が高いポイントを付けた
ワインは高値で取引されるため、業界が全体的に
その評論家好みの味になっていったこともあった。
(今でも一部はそうだが、、、)


ガイドブックはあくまでも「ガイド」であり
自分自身の感覚ではない。

せっかくならば、自分だけの『Myミシュラン』を作りたい。

お金や他人の評価に左右されない、ガイドブック。


きっと、そんなガイドブックを創る過程は楽しい時間になるんだと思う。

そして、そんな店にいろんな人と行って楽しみたい。


話は飛ぶのだけど、フランス人やイタリア人は

自分の名前をフルネームで店名にすることが多い!

自分のフルネームが店の名前って、自分だったらちょっと恥ずかしいなぁ。