を求める。

参考書の解答では、

n=1とn≧2で場合分けしてたり、していなかったりする。

なにが正しいのか?

筆者の中で決定的な結論はでていないが、そこを詳しく検討してみたい。

 

【解答】

  ・・・①

 

カエルここまでは、n=1,2,3,…で正しい式である。

よく使う ・・・★

と同じ。「+・・・+」というのは、そういうものである。

ここから、(もしあれば)場合分けが始まる。カエル

 

n≧2のとき ①は

 

カエルもちろんまだ続くが、1行1行見ていく。

【疑問Ⅰ】「2S_n=」の式の「+・・・+」は、終わりが2項になっているが、

これは①と本質的に違いがあるのか?

 【A説】「n=1」とすると成り立たない(1/0)のでn≧2で正しい。

 【B説】終わりの部分も★と同じように考えて、これはn≧1で正しい。

 【C説】参考書の著者は、ここを曖昧にしている。

正直よくわからないが、Bがいいなあ・・・

Aが正しいとすると

と書いたら、場合分けは、n=1、n=2、n≧3になる。

続きを見ていく。カエル

 

 

カエル

【疑問Ⅱ】2つ目の等号はn=1で成り立たないのか?

 【D説】「n=1」とすると成り立つ(中間の2項は結果的に消える)のでn≧1で正しい。

 【E説】「+・・・+」の行はn≧2でしか成り立たないので、後につづく行は、

     たとえn=1を代入して成り立とうが、n≧2でしか成り立たない。

 【F説】n=1では中間の2項を書く必然性がないのでn≧2とすべきである。

 【G説】参考書の著者は、ここを曖昧にしている。

これもよくわからないが、個人的にはF。

 

F説の裏付けとして、具体的にn=1,2,3の場合を見てみる。

n=1のとき ①は

n=2のとき ①は

n=3のとき ①は

 

プラスマイナスで項を消したとき、

n≧2の場合は、自然に、4項が残る。カエル

 

よって、

 

(おわり)

円錐面の方程式

 ・・・①

円錐面②の母線に平行な平面の方程式

 ・・・②

(この平面は、x軸方向から見ると直線に見える。)

(左:ななめ上から見た図、右:x軸方向から見た図)

 

①と②の共通部分を求める。

 

①かつ②

 ・・・③

 

よって、左のxとyの方程式より、

とりあえずz軸方向から(真上から)見る限り、

放物線であることがわかった。

(z軸方向から見た図)

 

さらに、平面②上で放物線であることを確かめる。

 

平面②上に、

直線 をs軸、

直線 をt軸とする

st座標を設定する。

(sの1、tの1が、xyz座標の1と同じ長さになるようにしてある。)

 

平面②上、st座標で(s,t)と表される点は、xyz座標で

と表される。

(ななめ上から見た図)

 

③をs、tの方程式に変換すると、

よって、平面②上、確かに放物線である。

(平面②に垂直な方向から見た図)

 

(おわり)

関数f(x)について

を、xがaからbまで変化するときの平均変化率という。

- - -

 

「平均変化率」といっているけど、本当に「平均」なのだろうか?

 

xがaからbまで変化する過程で、関数f(x)の変化率はさまざまに変化する。

たとえば、下図では、

I のところの変化率はあまり大きくないが、

J のところの変化率はけっこう大きそうである。

このように変化率といってもいろいろある中で、

は、それらの平均値なのだろうか。

 

変化率のすべてを相手にするのは無理なので、

以下では、シンプルな例を一つ考える。

 

a≦x≦bの区間をn等分して、そうしてできる小区間ごとの変化率を考え、

その平均値を求めてみよう。

n等分してできる小区間の幅は

であるから、a_0、a_1、a_2、・・・、a_nを

と定めれば、各小区間は

という範囲で表される。

 

小区間ごとの変化率を計算して、それらの平均値Mを求めてみよう。

 

よって、n等分してできる小区間の変化率の平均は、「平均変化率」に等しい。

根拠なく「平均」と名乗っているわけではなかった。

 

(おわり)