直角双曲線x^2-y^2=1の接線へ原点Oから下した垂線の足Pの軌跡を求める。

 

接点の座標は(1/cos t, tan t)とすると、接線の方程式は

x/cos t-y tan t=1

である。

接線の法線ベクトルは(1/cos t, -tan t)であるから、

P(X,Y)とすると

ここからk,tを消去してX,Yの方程式を作りたい。

①を②に代入して、

これを①に代入して

よって、Y=-Xsin tである。

X=0のときはY=0であるから、Pは原点Oに一致する。

X≠0のときはsin t=-Y/Xとできて、

この方程式は結果的にX=0,Y=0も解にもつ。

よって、垂線の足Pの軌跡は

で表される曲線である。

1個のさいころを1回投げるとき、出た目Xを確率変数とした確率分布を考える。

この確率分布の確率密度関数は

定義域は、確率変数Xの取りうる値ということで、自然数の集合{1,2,3,4,5,6}である。

 

確率密度関数というからには、積分することで確率が求められるはずである。

たとえば、1の目が出る確率は1/6だから

となるはずである。

しかし、積分の性質からいえば、左辺は0ではないか。

離散分布では、高校数学の通常の積分はうまく機能しない。

積分(測度)が”連続関数向き”のものだからである。

 

定積分は、グラフとx軸が囲む部分の面積である。区分求積法によると、

これは、たくさんの長方形を足し合わせた極限が積分だということである。

縦の長さf(x_k)、横の長さx_k-x_{k-1}の長方形を無数に足すのである。

 

離散の場合は、定義域が点々なので(線ではないので)、

長方形の横の長さが0になり、それで面積も0になってしまう。

 

そこで、点々に長さ(測度)を与えるため、

横の長さを「集合の要素の個数」で測ることにする。

集合の要素の個数は、教科書ではn(A)などと書かれるが、ここでは

#({1})=1, #({1,3,5})=3

などと#(A)と書くことにする。

「奇数が出る確率」などを計算するには、積分範囲は集合で書く方が便利だからそうした。

 

最後に

1個のさいころを1回投げるとき、出た目を4で割った余りXを確率変数として考えてみる。

確率密度関数は

4で割った余りが1以下である確率は

 

(おわり)

図は y=sinx のグラフです。

x を足して y=x+sinx にしてみます。(青い曲線)

sinx に x を足すと、極値の位置は微妙にずれます。

 

y=x+sinx のグラフに、2個以上の点で接する接線の方程式は

どのようなものになるでしょうか。

とりあえず1つは、簡単にわかります。

この接線の方程式は y=x+1 です。

 

y=sinx のグラフに、2個以上の点で接する接線として、

直線 y=1 があります。

y=sinx, y=1 の両方に x を足すと

y=x+sinx, y=x+1 となります。

 

すべての実数 x に対して

ですから、y=1 は必ず y=sinx の上にあり、

等号が成り立つ x においてグラフが接します。

 

ですから、 同じ理屈で、

y=x+1 が y=x+sinx に接することがわかります。

また、接するときの x の値は同じです。

(おわり)