テレビで、Marcus P. F. du Sautoyさんの白熱教室を見ました。
ソートイさんは一般向けの数学の本をいろいろ書いていて、筆者は高校のときに『素数の音楽』を読みました。リーマン予想をめぐる話が書かれていて、この本で知った数学者もたくさんいます。数式もでてきますが、挿絵だと思って眺めておけば十分です。ζ関数の特異点?の図が書いてあったのと、ラマヌジャンのとんでもない公式が書いてあったのを覚えています。今は文庫本になっているはずです。
白熱教室は、対称性(symmetry)がテーマで、プラトン立体、ガロア理論、モンスター群などが話題にあがっていました。プラトン立体は正多面体のことで、新課程になって数Aでも習うようですが、なんとまあ5種類しかありません。プラトンはこの事実に基づき、五大元素(火、土、?、水、宇宙。ひとつ忘れた。。)をこれらの多面体(正四面体、立方体、正八面体、正二十面体、正十二面体)に対応させました。正四面体は一番とがってるから火、立方体は一番安定しているから大地の土、などの説明が興味深かったです。正八面体の対応だけ理由が説明されなかったので「なんでや?」と不満だったのですが、そのせいか八面体に対応する元素を忘れてしまいました。
ガロア理論は、アルハンブラ宮殿の壁の模様を使って非常にうまい説明がされました。ガロア理論を理解していないので、どの程度説明できているのかはわかりませんが、「おおっ!」と感動する話でした。ソートイさんに教えてもらったことをもとにガロア理論を勉強すれば理解しやすいかもしれません。また時間を見つけて勉強したいと思います。
モンスターは、有限群で位数(構成員の人数)がものすごく大きいものですが、なにかの本で数学者でさえ「こんなものを研究するのは物好きだ」的なことを述べているのを見たことがありますが、ソートイさんは、モンスターはとんでもなく高次元(でも無限次元ではない)の対称性を持つ図形で、雪の結晶の複雑に例えられると言っていました。そういわれると、モンスターを研究するのは雪の結晶を研究するようなもので、それなら、研究する気持ちもわからんでもないと思えてきます。また、モンスターの次元(互いに相いれない構成員の人数。)は196,883で、これは数学の他の分野でも登場する数字らしい。どうなっているのでしょう??
ところで、講義の最後に、3×3×3のルーピックキューブのシンメトリー(もとに戻る動かし方)は何通りあるでしょうという問題が出されました。「色はないことにしよう」と言っていたので、おそらく、各ブロック(9個×6面=54個)を区別し、ルービックキューブがカチッとなる動かし方で、ブロックの配置が動かす前と後で異なるものは何通りあるか、という問題だと思います。
大きな数字になるので、桁数を答えることになっており、答えは25桁でした。正確に計算するのは大変そうなので、大雑把に考えてみます。ルービックキューブの、面が回転するという構造を無視して、54個あるブロックがそれぞれ好き勝手に他のブロックに置き換わるとすると、54の54乗通りの動かし方があります。桁数を答える問題ですから、その対数をとると、


より、

となります。大きすぎです。
さすがに大雑把過ぎたようです。
面が回るということに着目すると、一つの面につき回り方は4通り(0°45°90°135°)で、x軸周りに回転する面は3個あるので、x軸周りの回転の仕方は4×4×4通り。y、z軸周りでも同様。ずべての回し方は、大雑把に、(4×4×4)の3乗と見積もると、4の9乗です。

あれっ?これでも足りない。多すぎるくらいかと思ったのですが。。
あ、そうか。回す順序によって動かした後の配置は違うのか・・・
ルービックキューブの面を回すという操作は、交換法則を満たさないのだな。なるほど。
「25桁」という数字を見積もるのは難しそうです(いいやり方があるのかもしれないが。)。読んでくださってる方に伝わるように書く自信もなくなってきたので、今回はこの辺で。。
ソートイさんは一般向けの数学の本をいろいろ書いていて、筆者は高校のときに『素数の音楽』を読みました。リーマン予想をめぐる話が書かれていて、この本で知った数学者もたくさんいます。数式もでてきますが、挿絵だと思って眺めておけば十分です。ζ関数の特異点?の図が書いてあったのと、ラマヌジャンのとんでもない公式が書いてあったのを覚えています。今は文庫本になっているはずです。
白熱教室は、対称性(symmetry)がテーマで、プラトン立体、ガロア理論、モンスター群などが話題にあがっていました。プラトン立体は正多面体のことで、新課程になって数Aでも習うようですが、なんとまあ5種類しかありません。プラトンはこの事実に基づき、五大元素(火、土、?、水、宇宙。ひとつ忘れた。。)をこれらの多面体(正四面体、立方体、正八面体、正二十面体、正十二面体)に対応させました。正四面体は一番とがってるから火、立方体は一番安定しているから大地の土、などの説明が興味深かったです。正八面体の対応だけ理由が説明されなかったので「なんでや?」と不満だったのですが、そのせいか八面体に対応する元素を忘れてしまいました。
ガロア理論は、アルハンブラ宮殿の壁の模様を使って非常にうまい説明がされました。ガロア理論を理解していないので、どの程度説明できているのかはわかりませんが、「おおっ!」と感動する話でした。ソートイさんに教えてもらったことをもとにガロア理論を勉強すれば理解しやすいかもしれません。また時間を見つけて勉強したいと思います。
モンスターは、有限群で位数(構成員の人数)がものすごく大きいものですが、なにかの本で数学者でさえ「こんなものを研究するのは物好きだ」的なことを述べているのを見たことがありますが、ソートイさんは、モンスターはとんでもなく高次元(でも無限次元ではない)の対称性を持つ図形で、雪の結晶の複雑に例えられると言っていました。そういわれると、モンスターを研究するのは雪の結晶を研究するようなもので、それなら、研究する気持ちもわからんでもないと思えてきます。また、モンスターの次元(互いに相いれない構成員の人数。)は196,883で、これは数学の他の分野でも登場する数字らしい。どうなっているのでしょう??
ところで、講義の最後に、3×3×3のルーピックキューブのシンメトリー(もとに戻る動かし方)は何通りあるでしょうという問題が出されました。「色はないことにしよう」と言っていたので、おそらく、各ブロック(9個×6面=54個)を区別し、ルービックキューブがカチッとなる動かし方で、ブロックの配置が動かす前と後で異なるものは何通りあるか、という問題だと思います。
大きな数字になるので、桁数を答えることになっており、答えは25桁でした。正確に計算するのは大変そうなので、大雑把に考えてみます。ルービックキューブの、面が回転するという構造を無視して、54個あるブロックがそれぞれ好き勝手に他のブロックに置き換わるとすると、54の54乗通りの動かし方があります。桁数を答える問題ですから、その対数をとると、
より、
となります。大きすぎです。
さすがに大雑把過ぎたようです。
面が回るということに着目すると、一つの面につき回り方は4通り(0°45°90°135°)で、x軸周りに回転する面は3個あるので、x軸周りの回転の仕方は4×4×4通り。y、z軸周りでも同様。ずべての回し方は、大雑把に、(4×4×4)の3乗と見積もると、4の9乗です。
あれっ?これでも足りない。多すぎるくらいかと思ったのですが。。
あ、そうか。回す順序によって動かした後の配置は違うのか・・・
ルービックキューブの面を回すという操作は、交換法則を満たさないのだな。なるほど。
「25桁」という数字を見積もるのは難しそうです(いいやり方があるのかもしれないが。)。読んでくださってる方に伝わるように書く自信もなくなってきたので、今回はこの辺で。。
