エンディングをかっこよくするコツ | アカペラ楽譜作成(アレンジ)、練習方法上達ブログ

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今回は、エンディングについてです。エンディングの作り方はいろいろありますが、今回は簡単にすぐできるエンディングの

コツを教えます(コードを変えるコツ)。

では、下の譜例を見てみましょう。

 

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譜例はエンディングを変えるコツです。Aセクションはよくあるエンディングのコード進行です。ここでは、最後のコードとその1つ前のコードについて変えるコツを述べていきます。その後、B~Dセクションまでのコード進行について解説していきます。

 

①Bセクション

最後のコードがCに素直にいかず、Csus4を経由してからCに行っています。これは定番です。最後のコードが素直すぎる場合、sus4コードを経由することがあり、アカペラでも多用されます。

 

②Cセクション

最後のCがCadd9に変わっています。Cadd9もよく使われるコードの1つで、特にしっとりしたバラードなどの最後によく用いられます。ハモネプでもよく耳にします。

 

③Dセクション(中級者向け)

かなりおしゃれなコードです。まず、GがF/Gと分数コードになっています。これは、コーラスがF(ファ・ラ・ド)の和音で、ベースG(ソ)音を担当するという意味です。そこから、C6(9)というおしゃれなコード進行になっています。ここで注目したいのは、F/Gのコードです。このコードは広がりのあるコードで、別名:G7sus4(9)と言えます。

このコードは非常に使えるコードでとてもおしゃれです。是非使ってみてください。