今回は、エンディングについてです。エンディングの作り方はいろいろありますが、今回は簡単にすぐできるエンディングの
コツを教えます(コードを変えるコツ)。
では、下の譜例を見てみましょう。
譜例はエンディングを変えるコツです。Aセクションはよくあるエンディングのコード進行です。ここでは、最後のコードとその1つ前のコードについて変えるコツを述べていきます。その後、B~Dセクションまでのコード進行について解説していきます。
①Bセクション
最後のコードがCに素直にいかず、Csus4を経由してからCに行っています。これは定番です。最後のコードが素直すぎる場合、sus4コードを経由することがあり、アカペラでも多用されます。
②Cセクション
最後のCがCadd9に変わっています。Cadd9もよく使われるコードの1つで、特にしっとりしたバラードなどの最後によく用いられます。ハモネプでもよく耳にします。
③Dセクション(中級者向け)
かなりおしゃれなコードです。まず、GがF/Gと分数コードになっています。これは、コーラスがF(ファ・ラ・ド)の和音で、ベースG(ソ)音を担当するという意味です。そこから、C6(9)というおしゃれなコード進行になっています。ここで注目したいのは、F/Gのコードです。このコードは広がりのあるコードで、別名:G7sus4(9)と言えます。
このコードは非常に使えるコードでとてもおしゃれです。是非使ってみてください。