今回はアカペラに限らず、音楽理論を学びたいすべての人に役立つ記事になります。
本記事では、音楽理論の必要性と書籍の紹介をしていきます。
ここで言う音楽理論というのは、小中学校で習う基本的な知識(ドレミファソシドの読み方、調)、コード(和音)、コード(和音)進行の知識を指します。「楽典」などクラッシック音楽の知識より、ポップス(ジャズ)の理論を学ぶことが大切になります。
①なぜ音楽理論を学ぶのか?
皆さんはこんなことを思ったことがありませんか?
・頭の中でイメージしたものが譜面に起こせない。
・テンションや凝ったアレンジをしたいけどできない。
・耳コピしたいけど、楽器の伴奏やハモりが聞き取れない。
・テンションについて知りたい
・お洒落なアレンジ(編曲)、ジャズアレンジにしたい
・J-POPのコード進行の仕組みが知りたい
・今まで感覚で編曲をしてきたけど、理論を学びたい
などなど、
この中にあてはまる人はたくさんいるはずです。コードやコード進行の知識があると、これらのことがすべて解決できるのです。
なぜなら、理論は先代のミュージシャンが培ってきた感覚を体系化したものだからです。また、楽器経験がない人が理論を勉強することで、楽器経験と同じようにセンスを磨くことができます。
音楽理論は音楽(アカペラ、楽器)の上達に欠かせない知識なのです。Twitterなどでギターやピアノを解説しているインフルエンサーの人達はみんな音楽理論の必要性を伝えています。
②お勧めのコード理論書
お勧めはコード理論大全です。コード理論はクラシックよりの音楽理論が多いのですが、こちらはポップスやジャズ寄りの書き方なので理論書の中でも読みやすいと思います。ただし、400ページもあり、理論初心者が読むにはハードルが高いです。1冊で押さえたい方にはお勧めです。
もし、やさしい解説がよければ、アカペラパーフェクトブックやアカペラパーフェクトブック~アドバンス~から入ってみることをお勧めします。コード理論やコード進行の基礎(アカペラに関係する部分だけ)をやさしくかみ砕いて解説しています。ちなみにアカペラパーフェクトブック~アドバンス~では、ジャズアレンジがどのようにして理論を駆使しているかについても簡潔に解説しています。