今回は、コーラスのリズムの考え方についてです。
アップテンポなら、コーラスはギターのリズムなどに似せてラインを組むことが多く、バラードなら、ピアノの曲に合わせて書く人が多いかもしれません。
ただし、これを丸ごと移すのはよくありません。
あれは、その楽器で奏でるからいいんです。
声で奏でるなら声でもかっこいいリズムに変えてあげましょう。
さらに、個人的には、アップテンポ系のリズム(特にギターのバッキング)を「トゥ(tu)」という歌詞で表すのが好みではありません。発音自体が「やわらかさ」を表すので、向いていない気がします。
基本となるリズムパターンというのは大体決まってきます。
それはいろいろなジャンルの曲から派生してきますので、まずはいろいろなリズムを聞きましょう。
お勧めは、ファンクギターのギターのリズム、ボサノバ、サンバなどのパーカッションのリズム、R&Bの鍵盤楽器のリズムです。
このリズムさえ抑えておけば、リズムパターンの知識が多くなるでしょう。