今回は、毎回アレンジ講座で質問を受けるベースラインについてです。
J-POPベースラインは基本的には、ルート(コードが切り替わる最初の音)と5度を駆使すれば、それなりにはなります。
まず、上達するには、そのルートと5度だけでいろいろなパターンのリズムを作り上げます。バラード、アップテンポいろいろな曲に使われるベースラインパターンの基本的なリズムをたくさん頭に叩き込むのがいいと思います。
その後に3度、7度、9度の音を取り込んでいきます。
これらは、ルートと5度のサポート役となるような形でベースラインに組み込みます。いわば、経過的な音になります。あくまでも基本はルートと5度です。
さらにクロマティックアプローチ、ペンタトニックスケールなどを取り入れていくといいと思います。