予備校・塾などへはじめて「お問合せ」する際の『アドバイス』をお伝えしておきます!
1)お名前は名乗らなくて良い
保護者様が塾・予備校等に電話でお問い合せをする場合のお話です
一般に「問い合わせ・質問」の段階では、お名前(姓・お子様の名)を名乗らなくても大丈夫です。「体験授業」の申込み時点・今後通塾なさることが決定してない限りは、当然ですが名乗る必要はありませんし、個人情報を伝える必要もありません。
ただし、ご質問・ご相談の内容によってはお子様の簡単な情報が必要となります。
●『学年』 中学生1年生/高校3年生など
●『性別』 男の子/女の子
●『希望講座』 苦手科目/伸ばしたい科目/希望時間帯など
●『目標』 学校の勉強についていきたい/受験対策をしたいなど
↑の情報があることで、塾の受付担当者が「どの時間帯」・「どのレベルのクラス」が良いかをその場で判断し適切なクラスの提案をしてきたり、また保護者・お子様の不安を解消できるシステムとしてこのようなものがある等々、、伝えてくれます。女の子の場合であれば、遅い時間帯や男子ばかりのクラスを避けてクラスを提案してくることも考えられます。可能であれば「学校名(特別進学クラス or 進学クラスなど)」を伝えるとよりスムーズに話が進みます。
ココが大事
まずは「HP」や「口コミ」をチェック
事前にHPやブログなどで関心のある塾・予備校についての情報を得ておくことは大切です。
ただし「口コミ(くちこみ)」は鵜呑みにしないようにしましょう。書いているのは、よほど満足のいった保護者(評価は満点のはず)か、またはその塾内の方・関係者のフェイク作品(捏造)です。近年では敢えて「部分的にケチをつけた」(でも評価は高めの)書き方をしているもの、また反対に、評価は5段階で3~4でありながら「べた褒め」の書き方をしていますのですぐに見抜けます。ご自分の立場で想像していただくとお分かりかと思いますが、「口コミ」は本当に心底満足できたか、相当の恨みがない限り、わざわざネットに書き込まないものです。いずれにしても生徒自身の声ではないので、あくまでも参考程度がよろしいかと思います。
2)電話の相手は誰かな
電話(受付)で話をしてくれた方と授業担当者が同一人物であることが理想ですよほどの大手の塾でない限り、講師と受付者は兼役しているのが一般的です。
本来、講師と言うのは人前に立ち分かりやすく知識を説明・伝授する人たちですから、保護者様に対してもシステムを分かりやすく説明しながら真摯な顧客応対ができるものです。口下手の講師という方もまれにいらっしゃいますが、保護者様から見ても相談していた方が教えてくださるのであれば安心できるというものです
もし、県をまたぐような超大手の塾ではないご当地の塾で、講師を兼役していない受付担当者(「営業」といいます)が高圧的で高額な学費を要求してくるようでしたら、その塾とはお付き合いしない方がよろしいと思います。営業が講師とは別に存在し高額の学費請求をするというのであれば、おそらくその塾は講師層が薄くその力量にあまり期待できないことの裏返しです
そもそも学費を出せば出すほど成績が上がるものではありません。もし↑の同じ営業マンがそのようなトークしてきたら、「学費に応じて授業の質が上がる」=「受講回数を増やせ」(⇒営業成績を上げたい)と言っているのと同じです。その子が成績不振で悩んでいるとしたら受講回数を多くすることで今まで以上に「いっぱいいっぱい」になり返って学習意欲が削がれてしまいます。その子にまず必要なのは「量」ではなく『質』です
慎重にお子さんのことを考えてくださいね。
ココが大事
電話では「相手の口調」に注意して
塾に限らず通販・物販の世界でも最初の(電話)応対でその後のビジネスが半分以上決まります。こちらが気持ちよくお話ができるということは、それだけ企業内の社員教育、または生徒(顧客)に対する意識が上手く社内で構築されていると考えられます。
「ウチの塾は成功者を多く出してますから」と電話での応対が横柄な塾があれば、それは失敗者が同時に多く存在している証です。マイナス部分を隠すために一部のプラス面(成功例)を強調するあまり高圧的な口調マニュアルになっている、と考えていただければお分かりかと思います。
本来、「良い塾」ほど、説明は丁寧・親切で分かりやすいものです
3)『今からでも(受験に)間に合いますか』
これ↑は質問の受け手・返答者の立場から申し上げますと非常に難儀な質問です。
もしどこかの塾に問い合わせをして「間に合う」と言われたら安心なさるかもしれません。そのまま入塾を決意なさるかもしれません。一方、「間に合わない
」と言われればショックですよね。。会話はそこで途切れてしまい、別の塾に電話をかけ「間に合いますか?」と問い合わせを続けるのかもしれません。
世の中には保護者様の声を聞くだけでそのお子さんの未来が見える人もいらっしゃるのかもしれせんが普通は到底無理なことです。保護者様のお声を聞いただけでは、正直に申し上げて「分かりません」とお応えしたいところです。お子さんご本人にお会いしたことがありませんし
成績がどれほどのものか・同じ教科の中でもどの分野が得意でどの分野が苦手なのか
ましてや、お子さん本人ではなく保護者様と電話口でのお話しのみ・・・
これでは正確なお答えができません。
そして(お子さんとは相談なさらずに)保護者様が勢いでお電話なさってくるケースがほとんどです。塾の担当者から色々なアドバイスを聞いたとしても、当の本人であるお子さんが聞いてなければ、その意味は半減してしまいます。焦るお気持ちは分かりますが、間に合うかどうかの大事な時期であるからこそ建設的な問い合わせ・塾選びをしていただくことが大切ですね!
そこでやね!改めて
問い合わせ、その前に
アドバイス①
お子さんと話して学習の様子を把握しておきましょう
先走って問合せをする前に、まず、お子さんの「生活リズム」・「勉強の仕方・成績・弱点(具体的な単元)」、特に「塾通いの意志があるか」、等々を保護者様の方で把握しておきましょう。これらの情報があることで電話口であっても、担当者とより建設的なお話ができます。
アドバイス②
一言つけ足して、こう質問してみましょう
「○○までに何をどのように勉強したら間に合いますか?」
このような質問であれば、担当者も保護者様の求めている質問に見合ったお答えができます。Yes/No/分からないと言った淡泊な会話ではなく、「この塾には保護者様の不安を解消させるもの・お子さん自身が継続し、成績を上げる・目標校に近づけるシステムがある」といった安心材料を得たりなど、「お問合せ」が円滑にできるようになります。
アドバイス③
直接説明(体験授業・見学)を受けに行きましょう
お時間があるようでしたら、実際に担当者と面と向かって話をしてください。なるべく保護者様・お子さんご本人・担当者の三者でお話をしましょう。当然なのですが、担当者(授業担当者ならなお良い)としては、目標に向けた今後の学習方法や進路・学習アドバイスをしていくためにも、お子さんと直接話しをして今後の授業内容を考慮していく必要があります。そうナンデス 通塾して受験を実際にするのは保護者様ではなく、お子さん自身です。この点を忘れないようにしましょう!
最後にこれが大事
保護者様・お子さんともに「そろそろ本腰入れなきゃ」「今のままではダメだ
」とお感じでしたらすぐに行動しちゃいましょう
やり方・覚え方など学習のコツさえうまくつかめば成績は回復・上昇するものです。きっかけの一つとして塾・予備校なども一つですし、参考書・問題集を買ってみるのも一つですよー
~「リアル英語」への一歩はここから~
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