日本語は「気」のつく言葉で溢れています。
「気持ち」
「気分」
「気合い」
「元気」
「気が合う」
「気づく」
「強気」
「弱気」
さらにこんな言葉にも「気」は隠れてます。
絆は「気の綱」
穢れは「気枯れ」
腐るは「気去る」
清いは「気良い」
とまだまだありますがキリがないのでこれぐらいにしておきます。
中国思想では昔から万物の根元は「気」だと言われております。
それによりますと、人間も根元は「気」でできていることになります。
「気」と聞きますと見えない物なので否定する人がいます。
逆に誰でも「気」は持ってると肯定する人もいます。
今から50年位前からですが、物理学の最先端の分野である量子力学の発展により面白いことがわかってきました。
それによりますと、私たちの身体も、私たちの周りにある全ての物質も構成要素をさかのぼりますと量子になります。
そしてそれらの量子、小さい原子は、実はエネルギーの塊にすぎないことがわかりました。さらにその後、それはエネルギーの塊でもなく、エネルギーが一時的に凝縮した物であることが発見されました。
これらのことから推測しますと、不思議なことに私たちの身体は物質でありながらエネルギー(気)でもあるということになります。
「気」の思想は科学が未発達の時代に始まりましたが、量子力学でいう量子やエネルギーと同様の考えだと私は思います。
病は「気」からというのもあながちバカにできないものだと思います。
私たちの身体にはまだまだ未知な事がたくさんあります。可能性も無限大です。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。 アカデミア 椛沢裕一
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