股関節についての過去記事再検証です。
股関節の柔軟性は腰痛にとって重要です。
例えば腰を捻じる運動はほとんど股関節の運動になります。
何故かと申しますと、腰椎は5個ありますが実は腰の関節事態はあまり動く構造にはなっていません。
一番動かないのはねじる動きですが、何と左右5度ずつで10度の動きしかありません。では何故私達は身体を捻じることができるか。それは股関節の動きにより捻じることができています。
ということから股関節を柔らかい状態にしておくことは腰の柔軟性をあげるためには大切です。
お相撲さんが股割をして股関節を柔らかくしているのは重い体重に負けない腰を作るために必要なんですね。
(感想)
臨床経験を重ねるたびに、股関節の重要性を感じています。
二足歩行の人間にとりましては股関節の状態が全体の姿勢バランスに影響を与えているようです。
例えますと、座位で股関節は充分に屈曲できないと骨盤、背骨は伸びません。
立位では逆に伸展できないと骨盤、背骨は伸びません。
このように、座位で充分な屈曲、立位で充分な伸展が出来ませんと猫背の原因になります。
逆に股関節が適切な状態ですと、姿勢は自然に良い状態を保てます。
過去記事でも述べてきました重要な筋肉であります大腰筋、臀筋群、内転筋群も全て股関節に関係しています。
座る、立つ、歩く、走る、スポーツの上達など全てに良い影響を与えますので股関節を錆びつかせないように毎日沢山動かすことをオススメ致します。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。 アカデミア 椛沢裕一
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