中央アジアはウズベキスタン、
キリギスとの国境沿いにある小さな街、リシタンに
ウズベキスタンの子供達に全ての門戸を無料で開いている日本語学校があります。
リシタンは小さな街なのに、
下は7歳ぐらいから上は22、3歳の青年たちが
日本語を学ぶために集うのは勿論、
日本文化や日本人ボランティアの人たちと触れ合うために
本当に多くのウズベキスタンの子供達が
この日本語学校に集ってきていました。
こちらは大きい子たちとの授業風景。
お別れの日は
子供たちとさよならをするのが
本当に寂しかった。。。
ウズベキスタンの子供達に勉強を教えるのが
とっても楽しくて、充実していたのはもちろん、
日本語学校の2階の踊り場の片隅にひっそりと置かれていた
ボロボロのピアノ。
いくつもの音がとんでしまっている そんなオンボロのピアノだったけれど、
休み時間に私がピアノを弾き始めると、
子供達が ぶわぁ〜〜って集まってきて、
もっと弾いて! もっと弾いて!!と
アンコールのラブコールを連発してくれて、
そんなにピアノの音が気に入ったのなら!
と
ピアノを弾きたい子に猫ふんじゃったを教え始めると、
本当に子供たちは
3重にも4重にもの半円を作って 順番を待っていてくれたのです。
お別れの日は
子供達と離れるのが本当に悲しかった。。。
絶対にまた 次の夏に来るからね!!
と、約束をしてリシタンの地を離れたのだけれど、
去年はコロナのパンデミックとなってしまい、
ウズベキスタンの子供達に会いに行くことは叶わなかったのでした。。。
ウズベキスタン滞在中は
朝から午後3時ぐらいまでは 子供達に勉強を教えて、
休み時間にピアノを教えて、
夕方からは
日本語学校のガニシェール校長先生のお兄さん、アニシェール師匠に
陶器作りを習っていました。
リシタンは ウズベキスタンでは 陶器の街として有名。
アニシェール師匠は 実はすごい方。
地球の歩き方でも紹介されています。 写真右上。
左ページいっぱいに写っている彼は
アニシェール師匠の一番弟子さん。
tーくんは
一番弟子さんに陶器作りを教えてもらい、
私は
アニシェール師匠から手ほどきを受けながら
陶器制作に楽しく打ち込むことができました。
私自身、
アニシェール師匠に弟子入りしたいと本当に思った。。。
許されるのであれば、
半年でも1年でもウズベキスタンの子供達に
勉強とピアノを教えながら、
アニシェール師匠から陶器作りを学ぶ。
正直、 教えることも学ぶことも
全てが本当にすっごく楽しかった。
リシタン滞在中に出来上がった作品。
茶碗。
この茶碗は めちゃくちゃ日常使いしています。^ ^
ほぼほぼ毎日 この茶碗で ご飯を食べています!^ ^
アカデメイア 使用のタイル。
そして
素焼き状態のツボ。
ツボは絵付けする時間がなかったので
次の年に来る時に
絵付けをして仕上げをする予定でした。
さてさて 今 杉並区役所1階にある コミュかるショップにて
ノリコ学級(ウズベキスタンの無料の日本語学校)のチャリティーフェアが開催されています。^^
この長引くコロナ禍で 日本語学校の経営が厳しい状況に置かれてしまっています。
チャリティーフェアには 日本に夢を馳せているウズベキスタンの子供たちが
絵付けしたタイル等々が販売されています。
その売り上げの一部は 無料の日本語学校の運営費に充てられるので
杉並区役所近くにお住まいのみなさん、
是非是非 リシタンの陶器を見に行ってみてください。^^
7月30日金曜日まで 開催されています。^^