貧富の格差拡大!株価高騰にみるコロナ禍の経済格差 | 笑顔里美☆世界中の子供達に夢と笑顔を!さとみ先生前向きパワー全開!愛♡と笑顔^^で人と人をつなぐ旅♡

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冒険と学びと愛と平和を愛する人。世界50ヵ国以上を歩く。ペルーの孤児院にて自分の天職を知る。多くの素晴らしき出会いを通し、幸せ探し自分探しの旅は南米でピリオドを打つ。今度は愛と笑顔で私が世界に恩返しをする番だ!

"Go home, Jap!!" 

 

と叫びながら 

 

小学校3、4年生ぐらいの白人の男の子が

 

バス停でぼ〜〜っとバスを待っていた私に(当時18歳)

 

いきなり石を投げつけてきた。

 

 

 

それは

 

私が生まれて初めて人種差別を経験した瞬間でした。

 

 

 

アメリカ人の子供に石を投げつけられたのは

 

1990年5月。

 

 

当時、

 

アメリカ経済は低迷していたのに対して

 

日本経済は絶好調。

 

 

日本はバブルの絶頂期にあったのです。

 

 

日本人は世界の多くの人たちから羨ましがられ、

 

妬まれる存在だったのです。

 

 

 

それから30年以上の月日が流れ、

 

昨日 バブル景気以来、株価が3万円の大台を超えたのです。

 

 

 

コロナ禍で 飲食店、旅行会社、航空会社、アパレル会社、

 

サービス業や製造業など 様々な分野において 

 

多くの働く人たちが苦境に追い込まれている中での

 

この株価高騰は どう考えてもおかしい。

 

 

なぜなら、 

 

世の中の景気は悪いし多くの人たちが経済的に苦しんでいるから!

 

 

 

この異常な株価高騰は 

 

コロナ禍の下で 

 

経済格差が一段と大きくなってきていることを示すものだと

 

私は思っています。

 

 

 

元々 資本主義の弱点は 

 

マタイの法則ではないけれど、

 

「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」。

 

マタイは2000年以上も前にこの話を説いたわけだけど、

 

私達は2000年という年月を経過してもなお、

 

この 貧富の格差を是正できていない。

 

 

株価がここまで高騰している背景には

 

日銀をはじめ 主要各国の中央銀行が

 

コロナ禍において 大胆な金融緩和政策を打ち出し続けている結果であり、

 

実は 金あまり状態!?という

 

なんとも矛盾したことが起きているのだと思います。

 

 

2020年 世界の大富豪ランキングで1位になった 

 

アマゾンの創設者のジェフ・ベゾス氏の個人資産は 

 

日本円で約150兆円!

 

150億円ではなく、

 

150兆円!! 

 

 

数千万人という人たちが暮らしている国家予算レベルの個人資産を

 

彼一人で持っているわけですよね。

 

 

余りにも不均衡だと思います。

 

不均衡が大きすぎると

 

お金によって得られる満足感や幸せ感が

 

全く異なってきてしまうので、

 

金銭的不均衡が大きくなり過ぎると、

 

人の生き方や価値観、更には文化にまで悪影響を及ぼしてくると思います。

 

 

 

余りにも桁が違い過ぎ。

 

世界有数の経済大国といわれている(かつて!?)日本社会の中でさえも、

 

150兆ではなく、年収150万円で暮らしている人たちはたくさんいます。

 

 

150兆円は極端な例だとしても

 

これが仮に

 

年収が150万円であっても 

 

住むところにも食べるものにも着るものにも困らず、

 

自分の子どもに 

 

その子が持つ可能性を十分に引き出すことが可能な

 

きちんとした充実した教育を与えられる環境であるのならば、

 

私は それはそれでありだと思っています。

 

 

ただ、問題は

 

このコロナ禍で 

 

その150万円ですら収入を得る機会を失ってしまっている人たちがたくさんいて、

 

親の収入の減少に伴って、

 

貧困に陥ってしまう子供達も比例して増え、

 

経済格差と同時に教育格差も大きく広がってきてしまっている日本の状況は明らかに間違っていると思うのです。

 

 

 

本当にお金を必要としている人たちのところに

 

お金が届けられていない!!

 

 

株価の上昇は 必要以上にお金を持っている人たちが

 

その有り余っているお金の行き先として株に投資をしているわけで。

 

 

バブル期以来のこの株価の上昇は

 

実体経済に全く即していない。

 

 

 

マタイの時代のときにすでにそうであったように

 

私達は 2000年の時を経てもなお

 

経済的格差を是正するどころか、

 

拡張し続けてしまっているのです。

 

 

 

この異常なほどの株価の上昇に 

 

私はものすごい違和感を感じています。