小中学校の臨時休校に伴う、3学期の履修単元の無料授業で
久しぶりに国語や算数を教えている私。
国語も算数も これがまた結構楽しかったりしています。
小5の国語の授業で大笑いになってしまったのがこちら。
「のどがかわいた」
さばくのすなあらしが目の前に浮かんでくる。
歩いてはたおれ、
また起き上がる自分のすがたが見える。
口はかわいて、
歯の間はザラザラしたすなつぶだらけ、
くちびるがヒリヒリと焼け、
舌ははれあがり、
熱にうかされたみたいに、
ぼくは声を出そうとする。
「水。 水を。」
生徒たちが言う 「水。 水を。」のセリフが
どの生徒たちに言わせても
私的に どうもしっくりこなくて、、、
「何かが違うんだよね〜〜。。。」
と、なり
「じゃぁ 先生 言ってみて!」
とのリクエストの元、 その「水。水を。」のセリフを言おうとしたら
「ぶぅぉっ・・・」
「グゥフッ・・・」
ゲラゲラゲラ〜〜〜〜!!!
と、
みんなで大笑い!
私まで 大笑い!
なんと、私は 「みず」の「み」ですら音に出すことができなかったのです!
「先生、セリフ、ぜんぜん読めてないよ!」
との指摘を受け、
何度も読み返したのですが、
どうしても「水。水を。」の声すら出せない。
私が
「ぶぅぉっ・・・」と言う度に
みんなで大笑い!
今度は
全員で 少年が置かれた状況を想像し、想像上で体験することに。
砂漠の砂嵐の中、
歩いては倒れ、また起き上がるふらふらな自分。
口は乾いて、
歯の間はザラザラしたすなつぶだらけ。。。
くちびるがヒリヒリと焼け、
舌は腫れ上がっている。
この状況で 言葉をどう発することができるのか?
私は
どうしても
「うぉ・・・・」 「ぶぅぉ・・・」 「グゥッ・・・」
と言う音を絞り出すのがやっとで
「みず」と言うセリフが言えない。。。
すると、 みんなも 「ぶぅぉっ・・・」とか言い始め、
全員で 大笑い
みんなで
砂漠の砂嵐の中で必死にもがく少年の気持ちを想像で体験したら
すっごく楽しかった!
こんな感じで想像トレーニング!?をしていたら、
あっという間に1時間が経過しちゃっていました。^^
改めて思うことは
私の頑張れる源って
この子供達と分かち合える笑顔と笑い!
であるし
人と人の温かな触れ合いなのだと思います。