思い込みを乗り越え、
データをもとに世界を正しく見る習慣。
ファクトフルネス
世界の事実に関する13問のクイズの続きです。^^
質問 3)世界の人口のうち極度の貧困にある人の割合は、
過去20年でどう変わったでしょう?
A:約2倍になった
B:あまり変わっていない
C:半分になった
私の答えは
B: あまり変わっていない。
私がペルーの孤児院で子供達に勉強を教えていたのは
22年前。
1800年ごろは、
人類の約85%が極度の貧困層に属していた。
世界中で食料が不足していた。
その時代、
極度の貧困は例外ではなく、当たり前のことであったと。
しかし
素晴らしいことに世界における極度の貧困率は一貫して減り続けていると。
私がペルーの孤児院にいた22年前、
1997年の世界では
インド、中国、両国において極度の貧困率は
人口の42%に及んでいた。
が、
それから20年。
インドにおける貧困率は12%になり、
中国に至っては0.7%にまで低下。
この20年で
インドと中国だけでも約8億人の人たちが極度の貧困を脱することができたのです。
世界的に見れば
1997年は世界人口の29%が極度の貧困状態の中で暮らしていた訳だが、
この20年で
全世界での極度の貧困率は9%にまで下がっているとのこと!
世界では数十億人の人々が極度の貧困状態を抜け出すことができているのです!
世界は素晴らしい方向に変わっている!!!
と、いうことで
質問3の答えは C でした。
私の世界情勢のデータは
22年前の状況で止まっていることを
改めて認識させていただきました。
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