砂漠に美しく輝く恋物語。。。
砂漠に魅了され
砂漠で使命に気づき
何に対しても折れることなく
その使命を凛と貫く美しい生き様。。。
そして
何と言っても
映像の美しさは
まだ未踏の地であるアラビア砂漠を圧倒的なスケールで映し出してくれています。
いつかは絶対に訪れてみてい
アラビア砂漠の世界。。。
砂漠の民、ベドウィンの世界。。。
アラビア砂漠は
そのほとんどがサウジアラビアにありますが
アラビア砂漠の周辺国には
私がいつか訪れて見たい国々がズラ〜〜っとあります。
イラク、ヨルダン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、イエメン。
世界遺産や
砂漠の中にきらめく奇跡の自然の美、
自然の芸術に触れに行きたい。。。
世界情勢が不安定な近年なので
アラビアの女王、ガートルード・ベルのように
ラクダにまたがってアラビア砂漠を旅して回るのは
難しいです。
だからこそ、
この映画を通して
砂漠の美しさや魅力を垣間見させてもらい
その映像の素晴らしさにも
本当に感動した私。
ただ、
１番、胸にきたところは。。。
ニコール・キッドマン演じる アラビアの女王の
最初の恋物語。
ニコール・キッドマンがイギリス上流階級の優雅な牢獄のような生活から脱した先、
テヘラン。
そのテヘランの地にて
ニコール・キッドマンは アラビアの言語、文化に精通している若き外交官、ヘンリーと
恋に落ち、結婚の約束をするのです。
ニコール・キッドマンとヘンリーの愛の紡ぎ方は
とてもPoetic, 詩的で
美しく、２２００年の時を二人で超越していく詩的で知的なシーンは
本当に素敵です。。。
でも
結果的には
その結婚は叶わないのですが。。。
ヘンリーとの結婚が叶わず、
ヘンリーが自ら命を絶ってしまい、
ニコール・キッドマンはヘンリーが残したアレクサンダー大王のコインを手に
嘆き悲しみます。。。
そして
３年後
ニコール・キッドマン演じる、後のアラビアの女王、ガートルード・ベルは
ラクダの背に乗り、
アラビアの砂漠を旅しています。
考古学とベドウィンの研究のために
彼女は 砂漠に戻り、
そこから
彼女は彼女の使命に目覚め、
アラビアの女王と呼ばれるようになるまで
彼女は 彼女の使命を全うしていきます。
アラビアの女王が
結婚を誓った愛するヘンリーの死から
立ち直り、
自分の使命を歩き始めるまで
３年。
そう、
３年かかりました。
映画では
3 years later,
３年後
の字幕の１秒だけで
その空白の３年間は描写されていません。
でも、
私は 思ったのです。
アラビアの女王ですら
３年かかったのだから。。。
って。
大きなもの失う時、
心を立て直すには
やはり
時間の助けを借りることは
本当に大切で必要不可欠なことであると思えます。
日本の習慣で
人が亡くなったとき
２回忌、３回忌と法要をします。
２回忌は１年目。
そして
３回忌は 丸２年目。
ちなみに１回忌は亡くなった日だそうです。
人って
１年経つと
諦めがついてくるのだそうです。
そして
２年経つ頃になると
心の整理ができるようになっているのだそうです。
そして
３年目には
新たに歩み始められる準備が整うようです。
本当に様々な意味で
とってもとっても参考になったし、
考えさせられたし、
感動した
私的には
１００点！！！
の映画でした。＾＾
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