フルマラソンとは・・・ | 美心伝心

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今日のブログ・・・フルマラソンのようにちょっと長いけど・・・(笑)



湘南国際マラソン


参加人数は約3万人でとても大きな大会だ。


また・・・ロケーションも抜群で、


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湘南の海、富士山を眺めながら走れるのである。


しかし、、、


フルマラソンはこの海や富士山ほど綺麗で穏やかなものではない。。。


とても過酷なものなのだ。


そして、今日はそのフルマラソンというもの・・・


少し回想してみたい。



今回も去年10月の軽井沢のハーフマラソンのように、


関門を手に書いて走った。


制限時間は6時間で、


各関門は以下の写真でわかると思う。


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左がキョリで、右が時刻だ。


9時スタートだったけど、


走者が多いので、僕がスタートしたのは実際9時20分頃だったと思う。



沿道には応援やボランティアの方々でいっぱい!


みんな応援してくれているので、とても励みになる。


今回・・・


日頃のトレーニングの成果か・・・20kmまではつらくなかった。


ちょうど江ノ島の折り返し地点だ。


しかし、


ここからは未知の領域だ。


25km、26km・・・と進むうちに、


その距離が次第に長く感じられてくる。


沿道には1kmごとに距離が表示されているので、


ゴールまであと・・・何キロかは認識できるようになっている。


しかし・・・


この表示が距離が進むにつれ・・・つらく重い数字に変わってくるのだ。


30キロを過ぎると、


頭が・・・


『足をすすめろ!腰をあげろ!』


・・・と命令しているのに、


全然言うことをきかなくなってくる。


そして、35キロ地点になると、


その1キロ間隔の表示が、2キロ、3キロのように長く感じられ、


『ほんとうにこの表示があっているのか?』


・・・と疑心暗鬼になり、


そして、


自分の中で葛藤がはじまる。。。


『もうあきらめろ!』


『いや!しっかり足を動かせ!』


『もういい・・・』


何度も、何度も心がおれそうになる。


こんなことは今まで生きてきた中で、


経験したことがなかった。



そんな葛藤を繰り返しているうちに、


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この看板を見たときの・・・


喜び!?いや、、、安堵!?


写真を撮る余裕すらないはずなのに、


パシャ!


それだけ嬉しかったのかもしれない・・・


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そして、ついに歓喜の時!



あの時・・・


35キロを過ぎてからの心の葛藤で、、、


『もう2度と走らへん!』


・・・なんて思った。


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そう・・・思ったけれど、


このメダルが全てを吹き飛ばしてくれた。



今・・・


振り返って思う・・・


フルマラソンは自分との戦いである。


それが永遠に続くように感じる。。。


そう・・・とても孤独なのだ。



でも・・・


今は・・・走り終えて、


どんな困難も乗り越えられる気がする。



そうねぇ・・・


誰かに・・・


「また挑戦するか?」


・・・と聞かれれば、



僕はきっと・・・



「挑戦する!」



・・・と答えるだろう。。。