今日は3~4年ぶりにご連絡いただいたお客様の、対面セッションでした。
旅立ったご愛犬Sさんと、残された年下のSちゃん。
(あら、イニシャルが同じでした)
真面目で優しいSさんは、元気でいた頃と変わらず
お家にいたり、上の世界に行ってゆっくり過ごしたりしているようで、
ご家族それぞれの今後のことについて思うところや、
感謝の気持ちを伝えてくれたり、
愛あるメッセージを私に預けてくれました。
Sさんとはあまり仲が良さそうではなかったSちゃんも、
Sさんの包容力に甘えて、支えてもらっていた部分があったということに、
Sさんが旅立ってしまってから気づいたようで、
なんとなくポッカリと穴が開いたみたいな、
でもそれを認めたくないというような、複雑な心境を伝えてくれました。
大切な家族である動物を見送られたご家族から、よくお聞きするのは、
もっとしてあげられることはなかったのだろうか、
あるいは逆に、しない方が良かったことはなかったのだろうか、
というようなお悩みです。
特に、辛い闘病の末に旅立ったというケースに多いような気もします。
わかります。
愛ゆえに、いろいろと考えてしまうのですよね。
でも旅立っていった動物達から、どうしてあの時○○してくれなかったの?
などと言われたことは、今までに一度もないですね。
逆に、悲しみにくれて思い悩んでいらっしゃるご家族に、
大丈夫。
ありがとう。
という気持ちを伝えてくれる場合がほとんどです。
何度か書いていますが、
旅立った動物達は、残して来た家族の幸せを願っています。
悲しみの底にとらわれてしまって、
ごめんね
という思いを持ち続けるより
いろいろ楽しかったね
ありがとう
という気持ちを向けていただければと思います。
Sさん、これでご家族のみなさんが安心してくれるといいね。
お話ししてくれてありがとうございました。