母と叔母とは歳が離れていたので、叔母は私にとって、
姉のようでもありました。
臨月で動けなかった母の代わりに、
幼稚園の遠足の付き添いをしてくれたり、
ピアノやバレエの発表会も見に来てくれたり、
叔母の新婚家庭に1人で泊まりに行ったり、
子どもの頃の思い出もいっぱいです。
優しくて素直な叔母と、厳しくて頑固だった母とのあまりの違いに
叔母が母だったらいいのに、と思ったこともありました。
もともとの性質もあったのでしょうし、
6人兄弟姉妹の真ん中だった母と、
末っ子だった叔母とは、
家族の中での立ち位置が全然違ったのでしょう。
素直になれない母のことも、大人になってから
そうやって理解できるようにもなりましたが、
そこに気づくまでは大変でした(^^;;
母と同じ病気の辛い治療に耐え、
もう一息で寛解という時に突然のお別れ。
体力が回復したらやりたいこと、行きたいところが
いっぱいあったと思うのに、残念です。
母を見送った時も思ったのですが、
人生は予定通りにはいかないんだなあ、ということ。
明日も明後日も、変わらない毎日が繰り返されると思いたいけれど、
思いがけないことが起こるのが人生。
1日1日、無駄にせず、悔いなく生きて行こう。
そう思いました。
たかちゃん、お疲れさま。
またね。