ヘンタイよっちゃんのブログ -324ページ目

美恵子

以前の勤務先の社長に連れて行かれたのが最初だった。
その店は私鉄のK駅から歩いて10分程の飲食店が多く
立ち並ぶ住宅街への通り道の路地裏にあった。

スナック風のお店だがマスターが中華料理を勉強して
いたこともあり、僕はお酒よりもそのマスターが作る
中華料理が美味しくて通い始めた。


週に一回程度だが数ヶ月通っただろうか、マスターは
他のお店に勤めることになり、お店は奥さんが一人で
切り盛りをするようになった。
お店に来るお客さんが少ないのでマスターは働きに出た
のが真相のようだ。



そんな事も知らずお店に入った僕は美味しい料理を
食べられなくて残念だったが、色は少し褐色系だが、
顔が小さくて彫りが深い美人の奥さん、 美恵子 に
相手をしてもらいながら酒を飲んでいた。
もちろん以前からお店の手伝いはしていたので
顔見知りではあった。


平日の夜のせいもあるだろうが、やはりお店には
他のお客さんは来ず僕一人だったがついには美恵子も
「今日はもうお仕舞い」 と言って看板の明かりを
消して僕と一緒にお酒を飲み始める始末だった。



カウンター越しに飲み始める美恵子はどんどんと
お代わりしてゆく。
酔ってきた美恵子は僕の隣に腰掛けてまた飲み始める。
そして美恵子の話を散々聞かされながら
『いろいろ大変なんだな』 などと思う酔えない僕が居た。

美恵子はお酒は強いのだろうがかなり酔ってきて
僕の肩に頭を寄せたり腕を掴んだりしてきた。
そして丸椅子に座っている僕の左足の太ももの上に跨って
座ってしまい、また飲み始める美恵子だった。