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最近はよく寝れない事が多い。





というか、正しいリズムで生活できない。
 




誰もが経験していると思うが暇な日が2、3日続くと寝るのが遅くなり昼夜が逆転してしまう事がある。





俺らは100年近く暇なんだからもっと酷い。





2日寝て、2日起きてる。なんて事もあるくらいだ。





まぁ、人間の体内時計が1日ピッタリ24時間と決まっていないらしい。




どうも少しずつずれている。
 




だから、夜まで起きたりしてしまうんだ。





この生活リズムの崩れが生むのは心の焦りだ。





明日はなんかしなくては、朝早くおきないとなどと考えてしまう。





そんな時に限って次の日に後悔することは目に見えているのにな。



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服部の一言が頭から離れない。


『暇だ~』



『暇だね。』



といつもと会話が変わらない家康と慶次の会話。




この二人はまったく服部が言った事を知らない。




『釣りにでも行こうか。』と誘ってみる。




あの世での釣りは現代とは違って天魚というグロテスクな形をしている魚しかいない。




『もうあきたよ』と家康。





家康の趣味はテレビ鑑賞。




現代ではダメな趣味だろうがあの世では立派な趣味だ。




慶次はヘッドホンをつけて音楽を聴く事が趣味だ。





イヤホンではなくヘッドホンだ。




ここが慶次いわく肝らしい。




俺の趣味はない。




現代の若者は趣味がない奴が多いと思う。





ギャンブルや酒。どんなに人に嫌われる趣味でも持っている奴は素晴らしいと俺は思う。





こういう世界を変えてやりたいってな。





趣味があればこんな事、考えなくって済むのにな。





だから俺みたいにいつもなにかを想像したりするんだ。





そしておかしくなっちまった奴が想像を現実のものにしようとするんだ。

さて、やっと定例会の場所である転法寺に着いた。




たくさんのSUに所属しているチームが集まっていた。





『さて、みんな集まったかな?』





神は今の時代の人たちが勝手につけた名前だ。





あの世では天者と呼んでいる。





天者の格好は現世の人たちが想像している様な感じだ。







定例会の議題はいつも天者が決めている。






『今回は~』







俺の耳にはいつも定例会の内容は入ってこない。






あいつがいるからだ。






あいつはこっちを見ない。





なんだか、俺だけがあいつを気にしているようであいつはまったく俺に興味がないようだ。







俺も時々、あいつに興味はないはずだと考える。





しかし、この時点ですでに奴に興味がわいている事がわかった時、






胸が熱くなり、奴と戦うイメージをしてしまう。






『意見がないようでここまで。』







天者の議題には基本的に誰も話し合おうとしない。





たまに慶次が口を挟むぐらいだ。





終わったとたんにみんな自分のテリトリーに帰る。








たったこれだけでも一日、充実したと感じてしまうのが日ごろの暇をあらわしていると思う。






今の人は仕事をしているから毎日、忙しいとか言う。






こっちから言わせれば仕事に逃げている発言にしか聞こえない。







若者が大人の言うことを聞かないのはここらへんのせいだと思う。






少し難しい事を言ったが、結局は仕事も暇のひとつで決して、心の充実感は得られないということだ。






俺らが帰る寸前に、服部がぎりぎり聞こえる暗い声で話しかけてきた。






『今度の定例会で…。』