新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。
アジア圏だけでなく欧米諸国のパンデミックが深刻だ。
特にメルケル首相、チャールズ皇太子、などの政治家や皇室にも感染が広がっていることに驚かされる。
日本でも志村けんや阪神タイガースの選手にも陽性反応が出た。

東京では一日の感染判明者が急増して、週末の外出禁止が強く求められている。

自分の住む地域では、少し前に比べると週末の交通量は増えたような気がする。
食材や生活用品の買い出しの人も多いだろうが、危機感の中だるみを感じる。

確かに子供を抱える家庭は大変だと思う。
毎日子供を家の中に閉じ込めておくのも可愛そうだろう。
少しは気晴らしをさせてやりたい、誰だってそう思うだろう。

週末の天気はすっきり晴れない雨模様だ。
このあたりでも桜が咲き始めた。
ソメイヨシノが5分咲きぐらいだろうか。
桜で有名な公園に行ってみたいと思ったが、それはやめておいた。
そのかわりに少し山がにあるしだれ桜を見て来た。







地元では有名なしだれ桜なので田んぼ道にたくさんの車が止まっていた。
やっぱり桜はいい。
桜を眺める人達の顔には笑顔が浮かんでいる。
桜の美しさだけでなく、この季節ならではの複雑な思いがより心に響くのかもしれない。

そういう意味でも今年の桜は特別な感慨がある。

人は人によって傷つけらる
だが人は自然にしか癒されることはない

そう言った人がいたが、確かにそうかもしれない。

今まで経験したことのないコロナウィルスの春


数年後に今日見た桜を、僕はどんな思いで振り返るのだろう。









翌朝目が覚めると
外は快晴でした。

朝食前に朝風呂に行きました。
あ〜朝から風呂なんて、贅沢だなぁ。
気持ちいいものですね。
体を温めてサッパリしてから大広間で朝食を取りました。

昨日はあまりお客さんを見なかったのですが、10組ぐらい泊まっていたんですね。
夕食は部屋に運ばれてきたので分からなかった。

9時すぎにお世話になった旅館に別れを告げて海岸線を北に走りました。
本当にいい天気です。
今日の目的地は東尋坊です。
あの火曜サスペンス劇場でよく出てくる東尋坊です。
番組の後半、犯人が東尋坊の崖から飛び降りたり、被害者が落とされたりしますね。

足場の悪い岩場はあまり柵もなくて、ちょっと怖い感じもしましたね。
日本海が綺麗で素晴らしい風景でした。



東尋坊には海から岩場を見る事ができる遊覧船があります。
天気の悪い日は船が出ないそうですが、この日は出航できるそうで、早速乗船しました。
料金は500円。乗らなきゃ損ですよね。





こんな感じで30分ぐらい添乗員の解説付きでした。
青い海と白い雲、青い空が最高でした。
海から見る東尋坊の崖は迫力がありましたよ。

岩場から少し丘に登ったところに
ポツンと公衆電話がありました。
東尋坊は自殺の名所でもあります。
悩める人が最後に誰かに電話するのでしょうか。
電話ボックスの中に自殺を思いとどませるような文書が貼ってありました。
何もすがるものがなくなってしまった時に、これが最後の救いになるかもしれません。
ちょっと胸が痛くなりました。
自分だったらここで自殺したいとは思いません。
だってゴツゴツした岩場に落ちたら相当痛いし、顔もグチャグチャになってしまうでしょうからね。


昼食は東尋坊の前に並ぶ商店街でカニ.イクラ丼を食べました。



カニもイクラもこれだけ入って1300円
高くないですよね。
とても美味しかったです。

食後に東尋坊の海が見える喫茶店で一服。


気持ちがいいので、コーヒーも美味しかったです。

帰りは道の駅などに寄ってお土産を買いながら、郡上八幡の方に回って東海北陸自動車道で帰りました。
ドライブインにたまに寄ったのですが、どこも閑散として客が少なかったですね。
やっぱり新型コロナウィルスの影響なんでしょうね。
これでは商売にならないですね。
早くコロナウィルス騒動も終息して欲しいですね。


いい旅行でした。
まだ僕の両親が健在だった頃
何か親孝行がしたいと思って、二人を今回のような北陸カニ旅行に連れて行った事がありました。
僕が車を運転して旅館でカニのフルコースを楽しみました。
二人ともとても喜んでくれて、旅行後も何度も「 あの旅行は良かったね。あのカニは美味しかったね。また行きたいね。」
と何度も言うので、翌年も同じ旅館に行きました。
あの時の両親の笑顔が今でも忘れられません。

いまは二人とももういません。
あの時、旅行に連れて行ってあげて良かったと思います。
「親孝行、したい時には親はなし」

そう言いますからね。
旅行に連れて行くだけが親孝行ではないけれど、ずっと共働きであまりレジャーのなかった両親でしたから。
僕にはそれぐらいしか思いつかなかったのです。

そんな昔の事も思い出した旅行でした。



終わり






永平寺を出て予約してある料理旅館まで一般道をひたすら走りました。
地図でみるとそんなに遠くないように見えるけど、結構ありましたね。
目的地は越前町です。

福井市を走っていて感じたのは、どこの市街地も風情が無くなってしまったなぁ、ということでした。
そこそこ大きな街にはユニクロがあって、スタバがあって、三菱UFJがあって…
街の個性が乏しくなってしまいましたね。
仕方ないことなんでしょうけど

街中を抜けて、海沿いを走り、山のくねくね道を走り
やっと目的地の旅館に着いたのは夕方でした。

狭い道沿いに立った少し年季の入った宿でした。
館内に入るとカニの匂いがしました。
う〜ん、いい匂い
カニの匂いが建物に染みついてるんですね。
通された部屋は3階で、窓のすぐ下はもう海でした。
いいなぁ、岩場の海水はきれいに澄んでいて気持ちいい眺めでした。

早速、風呂に入りました。
しかも天然温泉という嬉しいサプライズ。
ヌルっとしたアルカリ性の温泉に入って今日の疲れをとりました。
いや〜、気持ち良かった。
また明日の朝も入ろう。

部屋に帰ってのんびりしていると、
美しい夕陽が沈んでいくのが窓から見えました。
出かける時は本格的な雨だったのに夕方にはすっかり晴れて夕焼けまで見れるとは、
なんて幸運な日でしょう。



夕陽を見てるうちに夕食の用意が整いました。
待ちに待ったカニとご対面です。









茹でガニ、カニ刺し、刺身、焼きガニ、カニグラタン、茶碗蒸し、カニ鍋
どれも美味しかったですね。

カニの刺身のトロけるような甘さ
焼きガニのふっくらした柔らかさ
茹でガニのほんのり甘く口の中いっぱいに広がる旨み
幸せだ、幸せだ
もうお腹いっぱいになるまで食べましたね。
最後のカニ鍋の締めの雑炊は胃袋がギブアップする程でした。
至福の時間でした。

「蟹は料理人を選ばない」
という言葉があるそうです。
つまり、素材が既に最高だから、良い蟹を手に入れたら誰が調理しても最高の料理になるんだそうです。
確かに自分もそう思います。

食後はゴロゴロして友人と昔話を延々としました。
19歳の時、この友人を含めて4人で会った時に、突然いまから日本海までドライブしよう、と誰かが言いだして、そのノリのまま夜に車で出発して越前まで行った事がありました。
みんなあまりお金が無かったので、ひたすら一般道を走って、夜明けに越前岬に着きました。
ほとんど寝てないので近くの食堂が開くのを待って玉子丼を食べて、すこし寝かせてもらいました。
車に戻って少し仮眠してフラフラになって帰りました。
家に着いたのは夜の8時ぐらいでしたね。
若さゆえの無謀なドライブでした。
事故を起こさなくて良かったです。
いまとなってはいい思い出です。

そんな話をしてるうちに友人はイビキをかいて寝てしまいました。
僕は最近旅行に出るとなかなか眠れなくなってしまって、
今回もやっぱりなかなか眠れなかったですね。
やっと寝たのは3時過ぎだったでしょうか。
困ったものです。




つづく