観てきた。4月前半 | 髙橋麻琴 非公式ブログ『よかれとおもって大惨事(仮)』







今月はたくさんの方から『舞台やるから観にこないとひどいぞ』とのお誘いをいただいているのですけど、まあ身体も財布も一つしかございませんで。


また体調不良も重なったので、半分くらいは逃しています。ごめんなさいね、5分おきにトイレに駆け込まねばならない身体では観劇なんて無理っしょ。


つうわけで、観られたものだけ感想とか。















◆ワニズホールふたり芝居『ワンフレーズ』『ひとしずくの殺意』ほか



2月にご一緒した佐野いつかさんご出演。いつものやつです。

3本立てだと聞いていたけど、うち1本がなんと短編映画ですよ。ワニズで撮ったであろう作品。

ザ・自主映画って感じだった。あとはいつも通りだった。新人ばかりだったのかな?



佐野さんは『普段と全然違う女性を』ということでしたが、どうでしょう。妬み嫉みは誰しも持つものだから、案外無意識にああいう顔をしたりしているのでは。。。








ワニズホールのそばにある四国屋のうどんが超すき。









◆劇団宇宙キャンパス『Whose law is it?』



御存知、宙キャンさんです。今回は居酒屋を営む家族のドラマ。母がボケてきたんじゃないか、と心配する娘のもとに、家を出ていった姉と妹がトラブルを抱えて戻ってきてさらに騒がしく───という流れ。



宙キャンさんはこういう柔らかなお話がお得意ですね。今回のも特に大きな仕掛けがあったり派手な演習や装置があるわけでなく、母娘と、姉妹と、それをとりまく人々のやさしいお話でした。



昨年お世話になった成川友里子さん主演。『初めて真をやった』とのこと。ベテランなのに、と思ったがぼくも舞台で主演やったのは13年目の時だったし、こういうのはタイミングなのよね。

あと元気な柳瀬翼さんが見られてよかった。けっこう前から体調崩されていたので。劇中劇が始まったときはちょっと驚いたかな。









◆劇団ゴールデンタイム!『流星パラディーゾ』



柳瀬さんと同じく劇団ほんしめじの常連キャスト、木内淳さんご出演。ほんしめじがここ数年御無沙汰なので、こちらによく出演されています。

昨年度初演作の再演となる今回はなんとトリプルキャストでの上演。初演に近いキャスト・演出のチーム、演出を一新した新チーム、そしてメインをゲスト陣で固めたお祭りチーム。



で、僕が観たのはゲストチームの回でした。そういう意図なのだろうけど、演者のパフォーマンスが強烈すぎて中身が入ってこないよ!けっこうしっとりしたドラマなのに!

後で演出さんとお話する機会があり、正直に聞いてみたところ『好きにやってもらったらああなった』とのこと。いいのか。いいんだな、お祭りだって謳ってるし。



3チームそれぞれ動きも曲も変えているようで、3本全部観られたらよかったのだけど、そこしか時間なかったので。

木内くんはいつもの木内くんでしたが、たしかに多少盛ってました。本人も『別チームのときはこうじゃないのよ』と仰ってましたが、そんなことはどうでもよかった。



前述の通り3チームで日に3ステージと、かなり体力を使う公演かと思いました。

ゴールデンタイム!さんは割引システムだったりが充実していて、ファンに何度でも足を運んでもらいたい、ファンになってもらいたいという姿勢がしっかりしていますね。好きなら全部観たいものね。









ぼくと木内くん。なんだこの画は。