昨日触れた格式について
書いておこうと思います。
天体の力が発揮しやすい星座と
発揮しにくい星座、力が弱まる星座があるという考え方があります。
これを天体の「格式」と言います。
伝統的な占星術はこれを重要視します。
格式は盛・敗・興・衰の４種類あります。
盛
ディグニティ（Dignity）
品位
支配する星座に位置しているとき
ポジティブで最も力を発揮します。
敗
デトリメント（Detriment）
障害
支配する星座の反対の星座に位置しているとき
弱点が強調されて本来の力が発揮できません。
興
エグザルテーション（Exaltation）
高揚
支配する星座以外に
影響力が強まる星座があります。
その星座と天体の力が協調されて発揮します。
衰
フォール（Fall）
下降
エグザルテーションの反対の星座にいるとき
天体はよそ者のような居心地の悪さがあり
本来の力を発揮できません。
惑星ごとの格式は以下の通りです。
太陽
獅子座：盛
水瓶座：敗
牡羊座：興
天秤座：衰
月
蟹座：盛
山羊座：敗
牡牛座：興
蠍座：衰
水星
双子座：盛
射手座：敗
乙女座：興
魚座：衰
金星
牡牛座・天秤座：盛
牡羊座・蠍座：敗
魚座：興
乙女座：衰
火星
牡羊座・蠍座：盛
牡牛座・天秤座：敗
山羊座：興
蟹座：衰
木星
射手座・魚座：盛
双子座・乙女座：敗
蟹座：興
山羊座：衰
土星
山羊座・水瓶座：盛
蟹座・獅子座：敗
天秤座：興
牡羊座：衰
天王星
水瓶座：盛
獅子座：敗
蠍座：興
牡牛座：衰
海王星
魚座：盛
乙女座：敗
水瓶座：興
獅子座：衰
冥王星
蠍座：盛
牡牛座：敗
獅子座：興
水瓶座：衰
存分に力が発揮できないと言われても
では、
力が発揮できてる状態は
どんな感じなのか？
と聞きたくなりますよね。笑
良い状態がどうなのか？が
わかりにくいのが格式だと思います。
ただ、、、
わたしは現代の占星術は
古い時代とは違う局面を迎えていると思っています。
ホロスコープを見ていると
格式の良い星を持っていても
良いアスペクト持っていても
（アスペクトは星と星の角度による関係）
宝の持ち腐れになっているケースはたくさんあります。
その逆もあります。
シビアな星をたくさんお持ちで
苦しみもたくさん経験したけれど
今は充実して輝いてる人生を送ってる人も
たくさんいらっしゃいます。
古い時代には
良いアスペクトだったとしても
現代においては
ぬるま湯に浸かってる状態になる可能性は高いのです。
良いアスペクトのおかげで
自信があるので
周りは無謀と思うようなことをして
チャンスが活かせなかったなんてこともあります。
格式が良くなくても
昨日の記事のように
それが逆に星を洗練させることもあります。
ハードなアスペクトがあるからこそ
磨かれる精神やスキルがあります。
自分の持ってる星の
ありのままの姿を受け容れて
自分自身のその星がどう動いているのか観察する。
視点を変えたり
やり方を変えるなどして
その星がうまく動くようにする。
星をどう使うか？は
自分をどう生かすか？です。
まずは知ること。
観察すること。
そして星を育てることです。
１日１回つぶやこう♡
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望みは叶う。
望んだよりももっといい形で。
Makalani, Aupuni o ke Akua,
いそがいみつよ
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