放射線量等分布マップ拡大サイトの精度は??? | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

文部科学省のサイト

一ヶ月も前から公表されていたんですね。気がつかなかった・・・
電子国土の地図上に表示されるので、拡大すると非常に見やすい。ただし、精度はどうなのかわかりませんが。

地図が正しいとすると、セシウム134と137の合計の沈着量は、
石川のこの家は、この地図だと10k~30k、30k~60kBq/㎡の境目のあたりなので、3万Bq/㎡。
川俣町小島のもとの家は、10万~30万Bq/㎡
川俣町飯坂でかつて借りていた畑は30万Bq/㎡

喜多方市山都町で数列借りている畑は1万~3万Bq/㎡
栃木県那珂川町で数列借りている畑は1万Bq/㎡以下


できれば皆が作付けする前にほしかった。


とここまで書いて気になった、精度。
図面で出されてしまうと、これが現実と思ってしまいがちですが、
この地図ってけっこうアバウトな気がしてきました。

というのも、この地図ではホットスポット的に円形で数値が高くなっていたり逆に低くなっていたりする航空機軌跡をオーバーレイさせる機能がついていて、それを表示させると、大概その円形の中心を軌跡が通過しています。また、等値線の形が南北に伸びていたり、東西に伸びているようなところも、その中心を軌跡が通過しています。解析方法からしてそうなるのでしょうが、この地図を拡大して、数百メートルの細かさをみようとしてもあまり意味がなさそうですね。もちろん、情報操作されていないことが大前提ですが。