すぐに始められる畑の除洗方法 | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

休耕地を利用して…と投稿しましたが、現実にはすでに作付けしている田畑をどうするかが課題です。
私もここ石川町で耕耘した畑を借りて雑穀をまいていますし。ここの家主も田んぼ3反歩以上やっています。
そこで日々行っている草取りや草刈りの方法を検討。つまり、少しでも放射能を減らすため、「取ったり刈ったりした草は、畑の外に出す」ことにしました。草に移行した放射性物質を畑に戻さず外に出し続ければ、新たな流入がない限り畑の放射能は減る。

田の草取りに関しては、今まではほとんど田車で押して歩いていたので土中に埋めていましたが、今後はなるべく抜くか刈るかしたものを外に出す。しかしまだ実をつけていない草を集めて出したら何パーセントくらい除洗されるのだろう。稲も全部刈って外に出すならまだしも、雑草だけとって集めて出すのは時間との戦い。多分それでは草取りが間に合わない。
とりあえず、今週から、土手や畔を刈った草は集めて休耕田の隅に積んでいる。これを繰り返したらどうなるか実験だ。