休耕地を除洗して活用してはどうですか? | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

そこで提案なのですが、汚染地域の阿武隈地域には田畑の休耕地がたくさんあります。そこは耕耘されていないので、まだ地表付近に放射性物質が存在しているはずなので、物理的な除洗がやりやすいのではないでしょうか?
農業が経済的に割に合わなかったり、過疎化や害獣の増加で休耕地も増加していたのだから、これらを活用して、汚染されていない農業を復活、永続させるチャンスなのではないかと思うのです。

休耕地は耕作に適さない土地が多いでしょうし、実際は草だらけの表面を剥ぐのは簡単ではないでしょう。汚染の度合いによっては耕耘して拡散させて放射能を薄めたほうが効率的なところもあるかもしれずその線引きも難しい。また植物に移行させる手もありますが、汚染を0に近づけるのは長い年月を要するでしょうから、どうやってもうまく進んでいくとは思いませんが、何とか汚染地域の農を根本的に復活させることを考えないといけないのではと思い、その一つとして休耕地の活用を提案します。