なんだか曇りの日が続いています。日が照らず温度が上がらないので、まいた種は発芽せず、苗もあまり伸びません。雨もあまり降りませんが、今日は霧雨。乾ききった状態からは解放されました。
今日は、うるちの「ふくみらい」をまき直しました。「どうせ(苗が)あまっから、つかってみっせ」とありがたいお言葉をいただくこともありますが、せっかく購入した「ふくみらい」。しかも、ここらではあまり手がけていない品種なので、なるべくこれを植えたい。そこで、ほんの一握りですが、残った種もみを育苗箱にまきました。
ちなみに先日、昨年黒米の種もみをいただいた農家を訪問したら、その方も育苗に失敗して、ちょうどまき直しているところでした。黒米の苗が余ったらもらえないかと期待していたのですが、ちょっと無理そうです。みなさま、今年の黒米は期待しないでください。
さて、汲み取り式のトイレがだいぶたまってきました。満タンに近いくらい。そこで、今日は別容器に移すことに。市販の漬物樽を地中に埋めて、そこに移すという工程。昨日、80リットルの容器のサイズに穴をあけて、空の容器をいけておいたら、今日、なんだか持ち上がっている。見ると、穴にだいぶ水がたまっていました。これは雨が降ったからなのか?? いや、そんなには降っていません。家の脇に掘った穴。たかだか60cmくらいの深さの穴で水がこんなにたまるとは、湿気やすい理由がよくわかりました。
さて、穴の水を汲み取り、「樽に入れてしまえばこっちのもの」と、何事もなかったかのように、モノ運搬の開始! 一年分×一人分。基本的には大のほうだけ。でも、かなり水っぽい。というか上半分は水分しかありません。きっと流す水の量が多いのでしょう。簡易水洗でちょっとしか流れないのですが。においもあまり気になりません。で、柄杓とバケツで、少しずつ移していくと、トイレ側1/3くらい減ったところで、80リットルがいっぱいに。トイレを全部汲み出すには、あと容器が二つくらいは必要そう。でもとりあえず緊急事態は脱出できて安心。
ここで、ちょっと魔法をかけておきました。市販の有機物発酵腐熱促進剤のコーランを投与。においが消える以外にどのように効果があるか、ちゃんと把握していませんし、どのような微生物が働くのか(よそから強力な微生物を持ち込んでいいかどうか)もよく吟味していませんが、実際に入れてみると、一瞬で色が茶→黒に変わりました。とにかく、単純計算で4ヶ月後にトイレが満杯になる前に、これを使うしかありませんね!