〇人間が二元性を超越するという過酷な仕事を始めると、自分に対するすべての妨害を乗り越え、さらには、それらと葛藤がやむまでやり続けなければならないのである。しかし、鉄のようなエゴの束縛を喜んで諦めることに比べれば、金の鎖のような恍惚たる喜びを捨てることは全く別のことである。自分が神から見放されたように取れるのである。
今まで、襲われたことのないような新たなレベルの恐怖が訪れる。これは「完全なる孤立」に対する最終的な恐怖である。自分が存在しなくなるのではないかという恐怖に襲われ、何度もそれから退き、そうすることで苦痛の種や苦悩の意味が明らかなる。
それからの激しい苦痛を乗り越えるには、並々ならぬ努力が必要である。天国と地獄の間の不安定さに耐えがたくなるとき、生きたいというその欲そのものを放棄しなければならない。たった一度だけこれがなされると、人はようやくすべて、あるいは無を超越して、実在も存在しないことも超えてしまう。
この内面のワークの頂点は、最も難しい段階であり、また、「存在の幻想」を超えることで、後戻りできないことに明確に気づく究極の分岐点となる。このステップを踏むと後戻りすることはない。この取り消すことのできない恐怖が、このプロセスの最後のバリアとなって、最も手ごわい選択肢として現れるのである。しかし、実際には、自己のこの最終的な黙示録が、残された二元性を唯一溶かせるものである。
存在しているしていないという考え方そのものが、宇宙の神聖さに溶け込んでいく。しかし、それはいかなる個人意識でも選ぶことはできない。そして、最終的に現れるステップとは、神自らが踏むのである。
この素晴らしい旅を追って行くと、自分の意識をフォースではなくパワーのレベルにいかに簡単に持ち上げられるかということに気付くだろう。するとあなたはこの世界で覚醒している一人となる。あなたの人生は以前とは明らかに違ったものになる。











