高校生だったか
英語の単語を覚える時に
chaos=混沌
と言う単語が出てきて
日本語の混沌という意味にも
何かピンとこないというか
どういうことか想像出来なかったことを覚えていますが
特にパリに住み始めてからというもの
頭の中にchaos=フランス語でcatastrophe
=「混沌」
という言葉が浮かんできて
目の前にある光景を
ケイオス=カタストロフ=混沌
とはまさにこのこと、と実感出来る時が
たまにあります。
今日はまさにそんな日でした。
(新聞「Le Parisien」のネット記事より)
パリの東西を結ぶ
パリ地下鉄の主要路線である
メトロ1番線が
午後5時頃から
電気系統の故障のため
止まっていました。
もともと
金曜日の夕方は
普通より少し早い時間の午後5時台から
帰宅のラッシュアワーになるので
メトロが混み合うのですが
1番線が止まってしまったため
駅の構内がものすごい人混みになっていて
私は午後7時からの
ヴェルニサージュ=絵画展などの特別公開、展覧会
へ友人と参加予定にしていたため
なんとか1番線以外の路線を乗り継いで
満員電車の中
最寄駅に到着しましたが
人の波で
思うように出口へ向かうことが出来ずに
久しぶりに大変な思いをしました。
C'est une catastrophe=これぞまさにカオス=混沌
パリではたまに
突然電車やバスが止まってしまうことがありますが
日本のようにすぐに復旧しないので
急いでいる時はすぐに
電車を降りて歩く、とか
バスに乗り換える
など、交通手段を変えるのが
いい方法だと思います。
今週のパリは厳寒で
特にこの水曜日、木曜日は
朝の気温が氷点下で
通勤が寒すぎました~
私の経験上
寒すぎたり暑すぎたりする日が続くと
電車が故障で止まることが多いです
ちなみに
午後5時過ぎから運休してしまった
メトロ1番線は
今日中には復旧しないそうです。
夜のパリ市庁舎