家で「紅白」を観ながら
日本式の年末気分を味わった後は
支度をして
夜のバレエ鑑賞へ出掛けました
大晦日のバレエ鑑賞は
特別ソワレとなっていて
幕間に
飲み放題のシャンパンなどの飲み物と
カナッペがサービスされるバレエ鑑賞となり
その分チケットも高いのですが
せっかくのパリでの大晦日なので
華やかに過ごしたいと思い
肩を出すドレス姿で向かいました
ワンピ Lanvin×H&M
エトール ファリエロサルティ
パンプス ルブタンリザード
バッグ CHANEL
コート Paule Ka
ルンルンオペラ・ガルニエへ向かい
合流予定の友人家族に電話したら
私ったら、どこで勘違いしたのか
大晦日のクラシックバレエ「眠れる森の美女」は
オペラ・バスチーユでの公演で
Opera駅から慌ててバスチーユ駅へ向かったのでした
開演4分前に滑り込みセーフ
「La Belle Au Bois Dormant」=
「眠れる森の美女」
2013年12月のクラシックバレエの演目「眠れる森の美女」は
パリオペラ座で観るのが初めてだったので
とても楽しみにしていました~
音楽 チャイコフスキー
演出 ルドルフ・ヌレエフ
衣装 Framca SQUARCIAPINO
照明 Vincio CHELI
第一幕でのcorps de ballet=コールドバレエ=
大勢のダンサー達の
衣装の色あわせの美しさに目を奪われ
チャイコフスキーの演奏に酔いしれ
ドレスアップした人達を多く見かけ
シャンパンを頂きながら
幕間も楽しめました
ヌレエフ版「眠れる森の美女」
オーロラ姫 Myriam OULD-BRAHAM
デジレ王子 Mathias HEYMANN
フロレスタン14世 Nicolas PAUL
国王 Christine PELZER
リラの妖精 Juliette GRENEZ
カラボス Nolwenn DANIEL
カタラブット Bruno BOUCHE
悪魔の呪いにより眠りについた姫が
真実の愛のくちづけにより目覚めるという
童話をもとにバレエ化された演目です。
「眠れる森の美女」1890年初演(プティパの台本による)
あらすじ
<第一幕>
ある国に子供を欲しがっている国王夫妻がいて
ようやく女の子を授かった=オーロラ姫。
祝宴の宴に
6人の妖精が招待されて
美しく舞うのだが
招待されなかった悪魔の妖精カラボスが現れ
「オーロラ姫は、16回目の誕生日に、糸の紡ぎ針に刺されて死ぬ」という
呪いをかける。
リラの妖精は、死ぬのではなく眠りにつくだけと
呪いを修正する。
国王はオーロラ姫を心配して
国中で紡ぎ糸の針を使うことを禁止する。
時が経ちオーロラ姫は16歳になり
国王は
禁止されている紡ぎ糸を使っている村人3人を捕らえるが
王妃の懇願により許され
宴が始まるが
4人の王子に求婚されているオーロラ姫は
4人の王子と楽しく踊り
そこに、悪魔の妖精カラボスが老婆の姿で現れ
針が仕掛けられた花束をオーロラ姫に渡し
オーロラ姫は針に刺されて倒れる。
リラの妖精が現れ
宴中のお城全体を眠りにかける。
<第二幕>
100年の時が流れ
リラの妖精が
デジレ王子を森に連れて行く。
デジレ王子は森でオーロラ姫の幻影に心奪われ
カラボスを退治して
眠っているオーロラ姫にくちづけをする。
オーロラ姫とお城全体が
長い眠りから覚める。
<第三幕>
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式の宴が開催される。
フロリナ王女、青い鳥、長靴を履いた猫など
童話の主人公達が次々現れ
オーロラ姫とデジレ王子が踊る。
第一幕のコールドバレエ
オーロラ姫が4人の王子と踊りながら
ひとりづつからバラを受け取る「ローズ・アダージョ」
第三幕のグラン・パ・ド・ドゥなど
美しいダンスとともに
指揮者Faycal KAROUIが
ダンスにぴったり合った
素晴らしい指揮でオーケストラの音楽を聴かせてくれて
チャイコフスキーの三大バレエのひとつで
彼のバレエ音楽の中で
最も演奏時間の長いというバレエ「眠れる森の美女」は
とても見ごたえのあるクラシックバレエ作品でした
(画像はお借りしました)
エトワールのミリアムは
華奢で可憐なイメージがあるので
お姫様役にぴったりでした
バレエ会場を勘違いして
ギリギリで会場入りしましたが
友人家族にも会えて
華やかなパリでの大晦日のバレエ鑑賞でした~