パリ一の朝食?!(その二) | つれづれパリ日記

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パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

夏に、美味しい朝食を求めて
プラザ・アテネ・ホテルへ行きました

→その時の模様はコチラをどうぞ


その後、ブログを愛読してくれているという仲良し友人夫婦が
4歳の娘ちゃんと三人で
プラザ・アテネ・ホテルの朝食へ行き
お子ちゃま用に
menu enfant=子供用の朝食メニューがあり
娘ちゃんにはこの子供用朝食メニューを注文して
ホテルの人に優しく接してもらい
美味しくてとても堪能したそうです

ブログが役に立って
よかったです~


プラザ・アテネ・ホテルの朝食で頂いた
パン・オ・ショコラの味が忘れられないといいながら
パリの週刊誌パリスコープで
一番美味しいクロワッサンに選ばれたこともあるという
Pierre Hermeのパンが食べられると評判の
Hotel Royal Monceauへ
朝食を頂くために足を運んでみました


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「Hotel Royal Monceau」
よく見てみると
「Hotel Royal Monceau Raffles Paris」となっていました


ラッフルズと聞けば
シンガポールのRaffles Hotelを思い出します~


「Hotel Royal Monceau Raffles Paris」
住所:37 Avenue Hoche 8区
電話番号: +33 1 4299 8800

この Avenue Hoche=オッシュ通りは
凱旋門から放射線状に延びる12本の通りの1本にあたり
近所に日本大使館があったり
凱旋門と反対側の先に
高級感の漂う公園 Parc Monceauがあったりする
超高級住宅街の一角です


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一歩中へ入るとそこは
天井が高くシックでとてもお洒落な内装で
このロワイヤル・モンソー・ホテルの創業は1928年
老舗高級ホテルとして世界中からのゲストが集まった人気ホテルでしたが
2008年から約2年間
大規模内装工事のため閉館して
内装デザイナー、フィリップ・スタルクの手によって生まれ変わった
話題のホテルです


高い天井をうまく生かしての
棚のディスプレイと
そこから下に向かっている照明とのコントラストが素晴らしくて
自宅ではとても真似出来ませんが
洗練された内装の美しさにうっとり


フィリップ・スタルクといえば
私の知るところでは
香港のペニンシュラ・ホテルのバー・ラウンジ
パリのレストラン「Rachines 2」
→「Rachines 2」の模様はコチラ

パリのバカラ美術館内のレストラン「クリスタル・ルーム」
→バカラ美術館内のレストランの模様はコチラ

などが思い浮かびます


 
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当日の朝、予約してから出掛けようと思ったら
一杯で予約出来ず...


こちらは
ランチ、ディナー時に
フレンチレストラン「La Cuisine」として開店しているスペースで
内装もとても素敵でしたが
予約が出来なかったのでこの空間に入れずに残念...


「La Cuisine」でお食事出来なかったのですが
横にあるバーラウンジでも
朝食を頂けるということで
出掛けていったのでした



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バーラウンジも
グラスとウィスキーなどのボトルが綺麗に並べられていて
うっとりする空間です


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ピエール・エルメのこの赤い
Croissant Ispahanが特に美味しくて~

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素晴らしい空間と
美味しいパンに魅了されて
Hotel Royal Monceau Rafflesに来てよかった、と
しみじみ思ったのでした


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テーブルの中に照明を仕掛ける感じが
いかにもフィリップ・スタルクっぽいです


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カフェオレカップのカップ部分は
鏡になっていて
ソーサーに描かれている「笑うセールスマン」的な唇が
(→勝手に名付けてしまった~

カップのカーブにうまく映ると
丸みをおびた唇になるという
なんともポップなカップ&ソーサー


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客室へ上がる階段部分のこのシャンデリアが
唯一
創立当時から残るシャンデリアなのだそうです


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ホテルグッズコーナーは
「笑うセールスマン」的カップ&ソーサーや
ちょっと笑ってしまう
ポップなアイテムもたくさん売っていて
面白かったです~



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ホテル内のイタリアンレストランエリアのコンセプトは
「海」とのことで
本物の貝殻が
敷き詰められていました


今まで
レストランや建物の一角の内装を手掛けていた
内装家フィリップ・スタルクが
初めて、大規模な予算でホテル全体の内装を任されたという
この「Hotel Royal Monceau Raffles」もまた
パリ市内で
唯一無二の豪華ホテルでした