花梨。 | つれづれパリ日記

つれづれパリ日記

パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

連日の研修疲れで
遅く起きた土曜日の朝



良く晴れていましたが
外の気温は3℃でした

16区のマルシェへ

 




入口の魚屋さんは
「ロシアキャンペーン 」とのことで
飾り付けや
おじさん達の着ている服装も
ロシアっぽかったです

 

生うにも海老も美味しそうですが
生うには
処理が大変な上に
ちょっとしか身が入っていなくて
お値段も高いので
毎回
眺めるだけです~



ホタテも旬で
身がプリプリです

 



真冬のこの時期は
マルシェに並ぶ果物の種類が少なくなりますが
フランスの属領、レユニオンや、マダガスカル諸島などからくる
南国産の果物が
たくさんマルシェに並びます

 

高級住宅街
16区アルマ・マルソーからイエナにかけて市場が立つ
水曜日と土曜日の週二回のこのマルシェは
パリ市内の中でも
お値段が高めのマルシェと言われていますが
上手に買うと
とても良心的な値段のものも売っています

例えば、いくつかあるチーズ屋さんのうちの
このチーズ屋さんの
大好きなチーズのひとつ
Saint Marcelin=サン・マルセラン チーズは
1個1.9ユーロで
新鮮なだけでなく
近所のマルシェやスーパーで買うより
お値段が安いです



お馴染み1月限定の
「ガレット・デ・ロワ」

 



このマルシェに足を運ぶのは
丁寧な土作りをしていて
農薬を使わず
美味しいお野菜を比較的良心的なお値段で提供していて
星付きレストランのシェフ達が買いに来る
「ジョエル・チボー」さんのお店があるからなのですが
今日もチボーさんのお店はお休みで
違うお店が出店していて
とても残念~



 

 


 

 

 

 

 

 

お花の種類は少ないですが
本当に綺麗で
癒されます~

 



無農薬、有機野菜など
そこまでこだわりませんが
そんなにお値段が変わらないのだったら
出来れば
農薬が使われていないお野菜を食べたいです

ここのお野菜は
農薬が使われていないそうで
大好きなクレソンを買いました

 

トリュフが並んでいます~



ふと目に留まった花梨

珍しい~ と思って
買ってみました

 

良く晴れると
気温が下がる
冬のパリです

 

ベトナム料理のお惣菜屋さんで
久し振りに買ってみたBo-bun=ベトナム風麺とルッコラのサラダ

食後は...

 

「Jean-Paul Hevin」のガレット・デ・ロワ アンデイビデュアル

今年のジャン・ポール・エバンのガレットは
ピスタッチオが上にのっていて
下地はパイ生地
中身のフランジーヌにショコラが入っていて
上のパイ生地にはショコラが練りこんであり
ガレット・デ・ロワというよりは
ガレット・ショコラという感じで
美味しく頂ました~

お片付けの後

 

花梨を切ってみたら

種がありません~

花梨と思って買ってきましたが
花梨じゃない

かじってみましたが
とてもマズくて食べられないので
確かにこれは花梨です



花梨を切ってはちみつ漬けにして
少し残っていたりんご酢を入れました

ある夏のこと
友人ちゃん邸で
花梨の飲み物を出してもらい
甘酸っぱくてとても美味しかったのを覚えていて
花梨が手に入ったら
私も漬け込んでみようと思いながら早数年...

花梨には
咳や喉の炎症に効くという成分が含まれているとのことで
風邪はいつも喉の痛みから始まる私には
美味しい上に
弱い喉を守るという効果も期待出来るかも

すご~く適当なはちみつとりんご酢の量ですが
ちゃんと漬かるといいな~

そして
美味しく漬かるころには
春になっているといいな~