伝説のシルビー・ギエム。 | つれづれパリ日記

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パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

Sylvie GUILLEM=シルビー・ギエムといえば
パリオペラ座のファンなら誰でも知っている
素晴らしいエトワールでしたくつ
(聞きかじりですが...叫び)

当時のオペラ座の芸術監督だったルドルフ・ヌレエフにより直々に
オペラ座のエトワールに任命されたのは
彼女がまだ19歳の頃だったそうです耳

ルドルフ・ヌレエフ演出による「白鳥の湖」はコチラアクセス


パリオペラ座のあり方や契約などに不満を持っていたといわれ
クラシックバレエよりもコンテンポラリーバレエのほうを好んだといわれ
いろいろな憶測がささやかれています耳
1988年に電撃的にオペラ座バレエ団を退団して
時のミッテラン大統領にして
「国家的損失」といわせたそうナミダ

数々の噂や話を聞いていて
想像ばかりが膨らんでいた私でしたが
やっと目の前に
シルビー・ギエムを拝む日がやってきました!!


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向かった先は
高級ブティックが立ち並び
麗しのプラザアテネホテルがある
Avenue Montaigne=アヴェニュー・モンテーニュの
「シャンゼリゼ劇場」カメラ


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エッフェル塔も見えますカメラ


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演目は
「EONNAGATA」

Sylvie GUILLEM シルヴィ・ギエム
Robert LEPAGE ロベール・レバジェ
Russell MALIPHANT ラッセル・マリファン

3人のコラボレーションしたダンスパフォーマンスダンスで
台詞が結構多くあり、ダンスというよりも舞台という感じの作品でした目

内容は
18世紀に実在したシュヴァリエ・デオンという外交官の一生を描いたもので
女装スパイとして有名だったようで
男性性と女性性をテーマに
EONに「ONNAGATA=女形」をかけたタイトルで、男性としての表の顔だけでなく
内なる女性的な顔を演出していて
ラストシーンは
彼は男だった、というオチで終わりました汗
日本芸能の要素も強く取り入れられていました日本


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バレエでなくダンスということだったので
席は一番安い15ユーロの席を買っていたのですが
舞台横のボックスシートは
他に人が誰もいなかったので
ボックスシートを独り占めして
リラックスして観ていました
音譜

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初めて見たギエムは
手足が長く力強く
40歳を超えた肉体美は衰えることなく
初めてギエムを見たという意味で
観に来てよかったと思いましたが
内容は
私にとって...
イマイチを通り越してイマサン...叫び
(ごめんんさい汗

ついつい、
バレエという要素にかなり期待しすぎてしまっていたので
ダンスというか舞台的要素が強かったことに
落胆したのでした・・・


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別の席で観ていた
友人、知り合い4人で
アヴェニュー・モンテーニュを1本入った通りのカフェで
反省会カメラ

週末の夜は楽しく
暮れていきました~星空